[{"data":1,"prerenderedAt":815},["ShallowReactive",2],{"/ja-jp/blog/what-is-platform-engineering":3,"navigation-ja-jp":46,"banner-ja-jp":456,"footer-ja-jp":466,"blog-post-authors-ja-jp-GitLab Team":697,"blog-related-posts-ja-jp-what-is-platform-engineering":712,"blog-promotions-ja-jp":754,"next-steps-ja-jp":806},{"id":4,"title":5,"authorSlugs":6,"authors":8,"body":10,"category":11,"categorySlug":11,"config":12,"content":16,"date":17,"description":20,"extension":30,"externalUrl":31,"featured":13,"heroImage":19,"isFeatured":13,"meta":32,"navigation":33,"path":34,"publishedDate":17,"rawbody":35,"seo":36,"slug":15,"stem":39,"tagSlugs":40,"tags":44,"template":14,"updatedDate":31,"__hash__":45},"blogPosts/ja-jp/blog/what-is-platform-engineering.yml","プラットフォームエンジニアリングとは？意味や導入メリットをわかりやすく解説",[7],"gitlab-team",[9],"GitLab Team","近年ソフトウェア開発の領域では「プラットフォームエンジニアリング」と呼ばれる開発者の生産性向上に寄与するアプローチが注目されています。\n\n実際にプラットフォームエンジニアリングに興味はあるものの、意味や定義などを詳しく理解していない人も多いのではないでしょうか。\n\nこの記事では、プラットフォームエンジニアリングの意味や特徴、導入メリットなどを解説します。具体的な導入ステップや基盤構築に役立つおすすめのプラットフォームも紹介するのでぜひ参考にして下さい。\n\n## 1. プラットフォームエンジニアリングとは？\n\n![プラットフォームエンジニアリングとは](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508139/eui82g7mlcb2fr5vavir.jpg)\n\nまずはプラットフォームエンジニアリングの意味や特徴について解説します。\n\n### 1-1. プラットフォームエンジニアリングの意味・特徴\n\nプラットフォームエンジニアリングとは、企業内の開発者に対して適切なプラットフォーム（IDP）を整備し、ソフトウェア開発の効率化や生産性向上を実現するアプローチのことです。\n\n近年はIT技術の発展や消費者ニーズの多様化などを背景として将来の予測が難しい時代（VUCA時代）だと言われています。プラットフォームエンジニアリングは、VUCA時代において複雑化するビジネスニーズに対応するための新しいエンジニアリング手法として、ガートナー社が積極的に提案しているアプローチでもあります。\n\n### 1-2. IDP（内部開発者向けプラットフォーム）とは\n\nInternal Developer Platform（内部開発者向けプラットフォーム、以下IDP）とは、企業内の開発者が開発プロセスにおいて必要な機能やリソースを自ら取得して利用できるプラットフォームを指し、プラットフォームエンジニアリングの導入における重要な技術基盤に当たります。\n\nIDPを通してチームで共通して利用できるツールやリソースを開発者に提供することで、迅速なソフトウェアの構築やデプロイを実現できます。\n\nIDPの構築においては、自社の課題や目的に応じてさまざまなツールや技術を組み合わせて行いますが、[GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)のように単一のプラットフォームで開発プロセスにおける多くの作業を効率化できるサービスもあります。\n\n## 2. プラットフォームエンジニアリングが注目されている背景\n\n![プラットフォームエンジニアリングが注目されている背景](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508140/hvzgimgumavwq5mmfqlx.jpg)\n\nソフトウェア開発の領域でなぜプラットフォームエンジニアリングが注目されているのでしょうか。具体的な背景としては以下が挙げられます。\n\n* 開発環境の複雑化  \n* ビジネス環境の激化  \n* IT人材の不足\n\n### 2-1. 開発環境の複雑化\n\nプラットフォームエンジニアリングの必要性が高まっている背景の一つとしてまず挙げられるのが、開発環境の複雑化による開発者の認知負荷の増大にあります。\n\nソフトウェア開発における開発手法や技術は年々進化・発展し続けており、クラウドや生成AI、マイクロサービス、APIなどさまざまな技術が広く使われるようになっています。これらの技術活用によって柔軟なソフトウェア開発を実現できますが、その一方で管理すべきツールの種類が増え、かつ多様な技術を身につけなければならないという課題が発生します。\n\nそれにより、開発者は重要な開発作業や取り組み以外に自身のリソースを割く必要があり、それが結果としてチーム全体の生産性低下も招くことになります。\n\nつまり、ソフトウェア開発において効果的に最新技術を取り入れていくためには、開発者が本質的な業務に集中できる環境を構築しなければなりません。\n\n### 2-2. ビジネス環境の激化\n\n先ほども少し触れていますが、近年は[VUCA時代](https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/vuca.html)と呼ばれる将来の予測が難しい不確実な要素が多い時代です。\n\n市場が常に変化する中で社会や消費者にとって必要とされる価値あるソフトウェアを開発して競合と差別化を図るためには、多様な技術を活用したスケーラブルな開発が求められます。\n\nまた、自社の競争力を高めていくためには、アジャイル開発のようなスピード感のある開発手法を積極的に採用していく考えも大切です。\n\n開発者がセルフサービスで利用できるプラットフォームの提供は、柔軟かつ迅速なソフトウェア開発を実現する手段として有効なアプローチだと言えます。\n\n[アジャイル開発とは？意味や進め方、DevSecOpsとの関係性を解説](https://about.gitlab.com/ja-jp/blog/what-is-agile-development/)\n\n### 2-3. IT人材の不足\n\nソフトウェア開発の領域では、慢性的な人手不足が課題となっています。クラウドやAIなど高度な最新技術が次々と登場する一方で、それらを扱える専門知識を持った人材が業界全体で不足しているのです。\n\n実際に「[IT人材需給に関する調査](https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)」を見てみると、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。\n\n![IT人材需給に関する調査](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508140/zv15e7qpd6cppogiogat.png)\n\n※引用元：[IT人材需給に関する調査](https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)\n\nこのような背景の中で適切にソフトウェア開発を進めていくためには、プラットフォームエンジニアリングの導入を通じて開発者の負担削減や生産性向上を実現し、自社のリソースを上手に活用していく姿勢や工夫が求められると言えます。\n\n## 3. プラットフォームエンジニアリングとDevSecOps・SREとの関係性とは\n\n![プラットフォームエンジニアリングとDevSecOps・SREとの関係性とは](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508140/psg7uvfabu13r50vbwzc.jpg)\n\nプラットフォームエンジニアリングを理解する上では、DevSecOpsやSREとの違いについても把握しておくことが大切です。\n\n### 3-1. DevSecOpsとの違い\n\nDevSecOpsとは、開発（Dev）、セキュリティ（Sec）、運用（Ops）の3つの領域を連携させて開発を進めるアプローチを指します。開発と運用を連携してリリースサイクルを短縮させる従来の「DevOps」の考え方に対して、セキュリティ（Sec）のプロセスも加えることでソフトウェアの安全性を確保しつつ、迅速なリリースが可能になります。\n\n一方、プラットフォームエンジニアリングはDevSecOpのようなワークフローを実現する上で土台となるプラットフォームを社内で整備する取り組みです。\n\nつまり、プラットフォームエンジニアリングとDevSecOpsは親和性が高く、プラットフォームエンジニアリングはDevSecOpsをサポートする役割を担っていると言えます。\n\n### 3-2. SREとの違い\n\nSREとは、「Site Reliability Engineering」の略語で直訳すると、「サイト信頼性エンジニアリング」になります。Google社によって提唱された概念であり、運用プロセスにおいて手間のかかるタスクを自動化してシステムの安定稼働を実現しつつ、新機能の追加や更新などを通してユーザー体験（UX）の向上を目指す取り組みを指します。\n\nプラットフォームエンジニアリングとSREは、いずれも開発と運用における効率性・信頼性向上に関わるものですが、それぞれ目的や焦点が異なります。\n\nプラットフォームエンジニアリングは、社内の開発者の生産性向上や利便性向上を目的としたアプローチであり、SREは主にシステムの信頼性と可用性、スケーラビリティの向上に焦点を当てた考え方になります。\n\n## 4. プラットフォームエンジニアリングの導入目的とメリット\n\n![プラットフォームエンジニアリングの導入目的とメリット](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508134/m2jqfbt1sfjpjqh3dbih.jpg)\n\nプラットフォームエンジニアリングの導入目的やメリットは以下の通りです。\n\n* 開発プロセスの効率化  \n* 開発者の生産性向上  \n* プロダクトの品質向上  \n* セキュリティ・ガバナンスの維持と強化  \n* 人材不足の解消  \n* 新しいイノベーションの創出  \n* コスト削減\n\n### 4-1. 開発プロセスの効率化\n\nまずプラットフォームエンジニアリングの導入は、開発プロセスの効率化につなげられます。\n\nIDPにより開発者は開発に必要なリソースを必要な時に素早く取得して利用できるため、環境構築に手間と時間をかけることなく本質的な開発業務に集中することが可能です。\n\nアジャイル開発やDevSecOpsの手法を活用する際に、積極的にプラットフォームエンジニアリングの考え方も採用すれば、プロダクトや機能のリリース頻度・スピードが向上し、自社ビジネスの加速化に貢献できるでしょう。\n\n### 4-2. 開発者の生産性向上\n\nプラットフォームエンジニアリングでIDPを整備することで、チームで再利用可能なツールと機能を開発者に提供できるようになります。この仕組みにより、開発者それぞれで多数のツールを管理・運用する手間がなくなり、認知的負荷の軽減につなげられるでしょう。\n\nその結果、戦略立案や分析、新機能開発などより重要な業務にリソースを割けるようになり、生産性の最大化を図れるでしょう。\n\n### 4-3. プロダクトの品質向上\n\n顧客が満足するプロダクトを提供するためには、品質も担保しなければなりません。IDPに対してテストやレビュー、セキュリティスキャン、デプロイなどを自動化する仕組みを整備すれば、ヒューマンエラーの防止につなげられます。\n\nプラットフォームエンジニアリングの導入でテストやレビューなどを標準化することによって、開発者やプロジェクトごとの品質のバラつきを防止でき、自社で定義されたプラットフォームの基準に沿って開発と運用を進められます。\n\nつまり、プラットフォームエンジニアリングの導入は、開発効率や生産性の向上だけでなく、プロダクト品質や信頼性の向上にも寄与します。\n\n### 4-4. セキュリティ・ガバナンスの維持と強化\n\nプラットフォームエンジニアリングで自社に必要なセキュリティやガバナンスを定義し、それらを自社のプラットフォーム上に反映させて運用することも可能です。\n\n権限設定や監査ログ、セキュリティポリシー、脆弱性対応などをプラットフォーム上で集約して一元化することで管理や証跡の収集が容易になり、組織全体におけるセキュリティ・ガバナンスの維持と強化につなげられるでしょう。\n\nまた、標準化されたプラットフォームの整備によって、開発者の心理的な負担を軽減して安全に開発を進められます。\n\n### 4-5. 人材不足の解消\n\nプラットフォームエンジニアリングの導入は、開発プロセスの効率化や開発者の生産性向上に寄与するため、企業のリソースを最大限に活かしながらソフトウェア開発を進められます。\n\nまた、開発者のニーズにマッチしたプラットフォームを提供して働きやすい環境を構築することで、開発者体験（Developer Experience）の向上も実現できます。その結果、自社に対する開発者や求職者からのイメージも良くなり、優秀なエンジニアの獲得と定着を図れるでしょう。\n\n### 4-6. 新しいイノベーションの創出\n\n近年ソフトウェア開発の効率化や価値向上に役立つさまざまな最新技術が登場しています。しかし、複数の技術やツールを開発者個人で活用するには管理の負担が増えてしまい、実際の活用にはハードルが高いと言えます。\n\nプラットフォームエンジニアリングならさまざまな機能やツールが搭載されたプラットフォームをチームで利用できるため、開発者全員が最新技術に触れやすくなります。それをきっかけとして自社で新しいアイデアやイノベーションが生まれたり、より品質の高いプロダクトをリリースできたりする可能性が高まるでしょう。\n\n### 4-7. コスト削減\n\nプラットフォームエンジニアリングを取り入れることで、ツールや環境の共通化によるコスト削減にもつながります。例えば、ソフトウェア開発のプロセスにおいて複数のツールを活用している企業が、[GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)のようなさまざまなツールを単一のプラットフォームで利用できるサービスを導入すれば、ライセンス費用や管理コストの削減につなげられるでしょう。\n\nまた、CI/CDやセキュリティチェックなどをプラットフォーム上で自動化することで運用コストの削減も実現できます。\n\nワークフローの自動化や標準化により開発スピードが向上すれば、限られたリソースを効果的に活用できるため、長期的な人件費の最適化にもつながります。\n\n## 5. プラットフォームエンジニアリングの導入ステップ\n\n![プラットフォームエンジニアリングの導入ステップ](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508135/cep3gdqsqca4gb0ckt2w.jpg)\n\nここでは実際にプラットフォームエンジニアリングを導入する際の手順について見ていきましょう。\n\n1. 専門チームの組成  \n2. 開発課題の分析と目標設定  \n3. プラットフォームの構築・組織体制の変更  \n4. フィードバック・継続的なメンテナンス\n\n### 5-1. 専門チームの組成\n\nプラットフォームエンジニアリングを導入する際には、まず専門チームの組成から始めます。専門チームを社内に配置すれば、プラットフォームエンジニアリング導入の取り組みを推進できます。専門チームの主な役割としては以下が挙げられます。\n\n* 開発者のニーズ調査  \n* プラットフォームの設計・構築  \n* 社内でのプラットフォーム活用の浸透の実現  \n* プラットフォームの運用・定期的な改善 など\n\n実際のメンバー構成においては、開発者のさまざまなニーズを考慮したプラットフォームを導入するためにも、開発・運用・セキュリティなど多様なスキルセットを持つ人材や、それぞれの分野を専門とする人材を集めることがポイントです。\n\nまた、社内向けではあるものの、自社での活用を浸透させるためにはプラットフォームを一つのサービスとして捉え、ユーザーニーズを満たすという視点が重要になります。\n\n### 5-2. 開発課題の分析と目標設定\n\nプラットフォームエンジニアリングの専門チーム結成後は、現状の開発課題の把握と分析を実施します。課題の把握や分析においては、エンジニアとの個別面談やサーベイなどを通して行います。\n\nその中で、「複数のツールを管理するための負担がかかり過ぎている」「開発環境の構築から実際のリリースまで時間がかかっており、開発効率が悪い」などの課題が挙げられたなら、それらの課題を解決するためにどのようなプラットフォームを導入すれば良いのかを検討し、具体的な目標を設定します。\n\n例えば、開発者のツール管理の負担が主な課題としてあるなら、単一のプラットフォームで複数のツールや技術を活用できるIDPを整備するという方向性を定められるでしょう。\n\n### 5-3. プラットフォームの構築・組織体制の変更\n\nプラットフォームエンジニアリングの導入における目標や方向性が明確になった後は、実際に基盤となるプラットフォームの構築を行います。\n\n開発プロセスの課題解決につながるような機能やツールを搭載し、さまざまな手法で開発を進められるよう整備していきます。\n\nまた、プラットフォームを構築して実際に活用していく際には、これまでの開発プロセスに変化が生じるため、必要に応じて開発者間での認識の擦り合わせや組織体制の変更を行いましょう。\n\n### 5-4. フィードバック・継続的なメンテナンス\n\nプラットフォームエンジニアリングの基盤構築後は、実際にプラットフォームを運用し開発者に活用してもらいます。その中で開発者からフィードバックや要望があれば、機能追加や改善を柔軟に行っていきます。\n\nソフトウェア開発におけるツールや技術は進化し続けており、トレンドも常に移り変わるため、最新情報のキャッチアップや定期的なメンテナンスがプラットフォームエンジニアリングを成功させるための鍵となります。\n\n## 6. プラットフォームエンジニアリングの導入における注意点\n\n![プラットフォームエンジニアリングの導入における注意点](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508135/ew7szhpm1mnheubghlnk.jpg)\n\nプラットフォームエンジニアリングの導入においては以下のような注意点もあります。\n\n* プラットフォーム構築を目的としない  \n* 導入に効果が期待できるか見極める  \n* トップダウンでの導入は避ける  \n* 段階的に導入して小さく始める\n\n### 6-1. プラットフォーム構築を目的としない\n\nまずプラットフォームエンジニアリングの導入において、プラットフォーム構築そのものを目的として進めてしまうと失敗してしまう可能性が高まります。\n\n例えば、「最新技術だから」「高機能だから」というような考えだけで導入してしまうと、開発者ニーズにマッチしないプラットフォームを構築してしまうことになります。そうなると、社内での活用も浸透せず、誰にも使われないという結果を招いてしまうでしょう。\n\nそのため、開発者への調査を徹底して行い、どんな課題を解決したいのかを明確にした上でプラットフォームを構築する必要があります。\n\n### 6-2. 導入に効果が期待できるか見極める\n\nプラットフォームエンジニアリングの導入そのものが、実際に自社にとって効果が期待できるのかも見極めなければなりません。\n\n例えば、エンタープライズや中規模など大きめ組織で、かつ必要な人材が揃っているなら、専門チームの組成もスムーズに進み、実際のプラットフォーム構築によって開発の効率化やコスト削減などの効果が期待できる可能性が高いと言えます。\n\n一方、小規模な組織の場合で、かつ人手が足りない場合プラットフォーム構築や運用そのものに大きな負担がかかってしまい、逆効果になる可能性もあります。\n\nそのため、「プラットフォームエンジニアリングの導入や運用が自社で可能なのか」「実際にどのような効果が期待できるのか」をきちんと検討することが大切です。\n\n### 6-3. トップダウンでの導入は避ける\n\nプラットフォームエンジニアリングは開発者向けのアプローチであり、開発者がプラットフォームを問題なくセルフサービスで利用できるという要素が重要になります。\n\nそのため、トップダウンで現場の課題や開発者のニーズを無視して導入を進めてしまうと、新しいやり方に対して開発者から抵抗や反発を受ける可能性があります。\n\nスムーズな導入を実現するためには、経営層と開発者で双方向コミュニケーションをとり、開発者に選択の余地とアイデアを積極的に発信できる場を与える必要があります。\n\n### 6-4. 段階的に導入して小さく始める\n\n最初から全ての要件を満たした完璧なプラットフォームを構築して、運用しようとすると開発者が変化に対応しきれない可能性があります。また、時間をかけてプラットフォームを構築しているとトレンドに乗り遅れ、完成後には搭載した技術やツールが既に古いものになってしまっていたというケースも考えられます。\n\nそのため、まずは優先度の高い課題にフォーカスして、効果が期待できる機能から実装し段階的に運用するなど、アジャイル的な進め方がプラットフォームエンジニアリングの導入に求められると言えます。\n\n## 7. プラットフォームエンジニアリングの基盤構築に役立つツール・サービスの選び方\n\n![プラットフォームエンジニアリングの基盤構築に役立つツール・サービスの選び方](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508136/bdq3zpkcrz1ez00md2yr.jpg)\n\nプラットフォームエンジニアリングの導入においては、基盤構築に役立つサービスを積極的に活用すると効率的です。ここでは具体的な選び方を解説します。\n\n* 機能  \n* コスト  \n* サポート体制\n\n### 7-1. 機能\n\nプラットフォームエンジニアリングの導入を成功させるためには、開発者のニーズを満たし、かつ自社の課題を解決できる機能が搭載されたサービスを選ぶことが大切です。\n\n例えば、プラットフォームを構成する重要な要素として挙げられる機能は以下の通りです。\n\n* CI/CD（自動ビルド・テスト・デプロイ）  \n* ソースコード管理  \n* ドキュメント  \n* モニタリング  \n* API連携  \n* セキュリティ・ガバナンス など\n\nこのような機能が搭載されているサービスなら、開発者の生産性向上に貢献できるでしょう。\n\n### 7-2. コスト\n\nプラットフォームエンジニアリングの基盤構築となるサービスを選定する際には、コスト面も考慮することが大切です。\n\n組織の規模や導入形態などによってもコストが異なるため、ベンダーに問い合わせするなどして費用対効果が期待できるかしっかりチェックしておきましょう。\n\n無料トライアルを設けているサービスも多いため、まずは使用感を試してみてから導入を検討するのも良いでしょう。\n\n### 7-3. サポート体制\n\nプラットフォームエンジニアリングをスムーズに導入・運用していくためには、ツールやサービスを提供するベンダーのサポート体制をチェックしておく必要もあります。\n\n充実したサポート体制があれば、万が一トラブルや不明点が発生した場合でも、専任スタッフが迅速に対応してくれるでしょう。また、ベンダーがドキュメントやマニュアルなどを通して積極的にノウハウを公開していれば、トラブル時にも自社で解決しやすくなるでしょう。\n\n## 8. プラットフォームエンジニアリングの基盤構築なら「GitLab」\n\n![プラットフォームエンジニアリングの基盤構築なら「GitLab」](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508135/hy8mmygwnbm0ws0ejtik.png)\n\nプラットフォームエンジニアリングの基盤構築をスムーズに実現するなら「[GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)」の活用がおすすめです。ここでは、GitLabのサービス概要や強みについて紹介します。\n\n### 8-1. GitLabとは\n\nGitLabは、DevSecOpsワークフローを支援するAIを搭載したプラットフォームです。AIによるソースコード管理やセキュリティ対策、CI/CD、コンプライアンス管理など豊富な機能を単一のプラットフォームで活用でき、プラットフォームエンジニアリングの基盤構築に役立てられます。\n\n中小企業からエンタープライズまで多くの企業で導入されているプラットフォームで、高品質かつ迅速なソフトウェア開発を実現できます。\n\n### 8-2. GitLabが選ばれる理由\n\nGitLabの強みは、DevSecOpsツールチェーンの構築を単一のプラットフォームで実現できることです。これまで複数のツールを管理していた企業がGitLabを導入すれば、コスト削減や開発者の認知負荷の軽減につなげられ、プラットフォームエンジニアリングの運用をスムーズに行えるようになります。\n\nチーム全員で単一のプラットフォームを通して作業することで、メンバー間の連携や情報共有も容易に実施できます。また、サポート体制も充実しているため、導入と運用においても安心して進められるのも強みの一つです。\n\nGitLabを通してプラットフォームエンジニアリングを実現すれば、ソフトウェア開発のライフサイクル全体を効率化でき、競合との差別化につながる機能開発など本質的な作業に集中できるようになるでしょう。\n\n## 9. GitLabによるプラットフォームエンジニアリング実現のアプローチと活用例\n\n![GitLabによるプラットフォームエンジニアリング実現のアプローチと活用例](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508136/gn4zixnirbsgrk1anwi8.jpg)\n\n実際にGitLabによるプラットフォームエンジニアリング実現のアプローチと活用例を紹介します。\n\n* 再利用可能なCI/CDコンポーネント  \n* セキュリティとコンプライアンス  \n* データ活用と分析  \n* コミュニケーションの効率化\n\n### 9-1. 再利用可能なCI/CDコンポーネント\n\nCI/CDコンポーネントは、再利用可能な単一のパイプライン構成ユニットのことで、この機能を使用すればCI/CDパイプラインの設定が容易になります。\n\nまた、再利用可能なCI/CDコンポーネントをリスト化して、各コンポーネントの情報を確認できる「[CI/CDカタログ](https://gitlab.com/explore/catalog)」も提供しています。コンポーネントが一元管理されているため、必要なものを必要な時に見つけ出して再利用できる仕様となっています。\n\nこれにより、開発者の作業効率向上や、組織全体でのスムーズなナレッジ共有を実現できるでしょう。\n\nCI/CDコンポーネントの詳細については以下のページをご覧下さい。\n\n[GitLab入門：CI/CDについて理解する](https://about.gitlab.com/ja-jp/blog/getting-started-with-gitlab-understanding-ci-cd/)\n\n### 9-2. セキュリティとコンプライアンス\n\nGitLabでは、ソフトウェア開発ライフサイクルの全てのステージに対応したセキュリティやコンプライアンス機能を搭載しています。\n\n開発を進める中で、セキュリティリスクなどの問題を早期に発見して対応できるため、トラブル発生時の対応コストを抑えたり、事態の深刻化を未然に防止したりすることが可能です。\n\n### 9-3. データ活用と分析\n\nGitLabでは、データ活用と分析による開発の効率性向上も実現できます。プロジェクトの運用状況などソフトウェア開発ライフサイクルにおけるさまざまなデータが一元管理されている仕組みとなっているため、関係者全員がスムーズに必要な情報にアクセスできます。\n\nまた、 プラットフォームに蓄積された主要なメトリクスを追跡して問題点を詳細に分析することで、迅速な改善や顧客価値の向上につなげられます。GitLabでは、DevOpsのパフォーマンスや健全性を示す[DORAメトリクス](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/analytics/dora_metrics/)の可視化・分析機能などを提供しています。\n\n### 9-4. コミュニケーションの効率化\n\nGitLabは統合型プラットフォームであり、全員が同じツールにアクセスして利用できるようになるため、開発者間でのコミュニケーションが効率化されます。\n\n誰もがアクセスしやすい共同ドキュメントの作成も可能であるため、別のツールに切り替えて作業する必要がなく、情報の共有や整理が容易になります。\n\nなお、プラットフォームエンジニアリングにおけるGitLab活用の詳細については以下のページをご覧下さい。\n\n> [プラットフォームエンジニアリングにおけるGitLabの活用](https://about.gitlab.com/ja-jp/solutions/platform-engineering/)\n\n[](https://about.gitlab.com/ja-jp/solutions/platform-engineering/)\n\n## まとめ： プラットフォームエンジニアリングの実現により開発品質の向上と効率化を図ろう\n\nプラットフォームエンジニアリングの導入は、ビジネス環境が激化している時代において重要視されているアプローチです。実際の導入においては、適切な専門チームの組成やツール・サービスの選定が大切なポイントとなってきます。\n\nプラットフォームエンジニアリングの基盤構築なら、ぜひ[GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)をご活用下さい。GitLabなら単一のプラットフォームで豊富な機能を利用できるため、開発者の認知負荷を軽減し、迅速かつ品質の高いソフトウェア開発を実現できます。\n\nなお、GitLabでは世界39か国、5,000人を超えるDevSecOps専門家のインサイトが詰まった完全版レポートを無料で公開しているので、ぜひこちらもご覧下さい。\n\n> [2024グローバルDevSecOpsレポートはこちら](https://about.gitlab.com/ja-jp/developer-survey/?utm_medium=blog&utm_source=blog&utm_campaign=eg_apac_brand_x_x_ja_gitlabjapanblogseo_what-is-platform-engineering)\n\n*監修：川瀬 洋平 [@ykawase](https://gitlab.com/ykawase)*\n\n*（GitLab合同会社 カスタマーサクセス本部 シニアカスタマーサクセスマネージャー）*","engineering",{"featured":13,"template":14,"slug":15},false,"BlogPost","what-is-platform-engineering",{"category":11,"body":10,"date":17,"authors":18,"heroImage":19,"title":5,"description":20,"tags":21},"2025-09-22",[9],"https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508254/duu6d4vclamtnnxjdaat.jpg","この記事では、プラットフォームエンジニアリングの意味や特徴、導入メリットなどを解説します。",[22,23,24,25,26,27,28,29],"CI/CD","collaboration","DevOps","DevSecOps","features","performance","tutorial","workflow","yml",null,{},true,"/ja-jp/blog/what-is-platform-engineering","seo:\n  config:\n    noIndex: false\n  ogImage: https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508254/duu6d4vclamtnnxjdaat.jpg\n  title: プラットフォームエンジニアリングとは？意味や導入メリットをわかりやすく解説\n  description: この記事では、プラットフォームエンジニアリングの意味や特徴、導入メリットなどを解説します。具体的な導入ステップや基盤構築に役立つおすすめのプラットフォームも。\ncontent:\n  category: engineering\n  body: >-\n    近年ソフトウェア開発の領域では「プラットフォームエンジニアリング」と呼ばれる開発者の生産性向上に寄与するアプローチが注目されています。\n\n\n    実際にプラットフォームエンジニアリングに興味はあるものの、意味や定義などを詳しく理解していない人も多いのではないでしょうか。\n\n\n    この記事では、プラットフォームエンジニアリングの意味や特徴、導入メリットなどを解説します。具体的な導入ステップや基盤構築に役立つおすすめのプラットフォームも紹介するのでぜひ参考にして下さい。\n\n\n    ## 1. プラットフォームエンジニアリングとは？\n\n\n    ![プラットフォームエンジニアリングとは](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508139/eui82g7mlcb2fr5vavir.jpg)\n\n\n    まずはプラットフォームエンジニアリングの意味や特徴について解説します。\n\n\n    ### 1-1. プラットフォームエンジニアリングの意味・特徴\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングとは、企業内の開発者に対して適切なプラットフォーム（IDP）を整備し、ソフトウェア開発の効率化や生産性向上を実現するアプローチのことです。\n\n\n    近年はIT技術の発展や消費者ニーズの多様化などを背景として将来の予測が難しい時代（VUCA時代）だと言われています。プラットフォームエンジニアリングは、VUCA時代において複雑化するビジネスニーズに対応するための新しいエンジニアリング手法として、ガートナー社が積極的に提案しているアプローチでもあります。\n\n\n    ### 1-2. IDP（内部開発者向けプラットフォーム）とは\n\n\n    Internal Developer Platform（内部開発者向けプラットフォーム、以下IDP）とは、企業内の開発者が開発プロセスにおいて必要な機能やリソースを自ら取得して利用できるプラットフォームを指し、プラットフォームエンジニアリングの導入における重要な技術基盤に当たります。\n\n\n    IDPを通してチームで共通して利用できるツールやリソースを開発者に提供することで、迅速なソフトウェアの構築やデプロイを実現できます。\n\n\n    IDPの構築においては、自社の課題や目的に応じてさまざまなツールや技術を組み合わせて行いますが、[GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)のように単一のプラットフォームで開発プロセスにおける多くの作業を効率化できるサービスもあります。\n\n\n    ## 2. プラットフォームエンジニアリングが注目されている背景\n\n\n    ![プラットフォームエンジニアリングが注目されている背景](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508140/hvzgimgumavwq5mmfqlx.jpg)\n\n\n    ソフトウェア開発の領域でなぜプラットフォームエンジニアリングが注目されているのでしょうか。具体的な背景としては以下が挙げられます。\n\n\n    * 開発環境の複雑化  \n\n    * ビジネス環境の激化  \n\n    * IT人材の不足\n\n\n    ### 2-1. 開発環境の複雑化\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの必要性が高まっている背景の一つとしてまず挙げられるのが、開発環境の複雑化による開発者の認知負荷の増大にあります。\n\n\n    ソフトウェア開発における開発手法や技術は年々進化・発展し続けており、クラウドや生成AI、マイクロサービス、APIなどさまざまな技術が広く使われるようになっています。これらの技術活用によって柔軟なソフトウェア開発を実現できますが、その一方で管理すべきツールの種類が増え、かつ多様な技術を身につけなければならないという課題が発生します。\n\n\n    それにより、開発者は重要な開発作業や取り組み以外に自身のリソースを割く必要があり、それが結果としてチーム全体の生産性低下も招くことになります。\n\n\n    つまり、ソフトウェア開発において効果的に最新技術を取り入れていくためには、開発者が本質的な業務に集中できる環境を構築しなければなりません。\n\n\n    ### 2-2. ビジネス環境の激化\n\n\n    先ほども少し触れていますが、近年は[VUCA時代](https://www.nri.com/jp/knowledge/glossary/vuca.html)と呼ばれる将来の予測が難しい不確実な要素が多い時代です。\n\n\n    市場が常に変化する中で社会や消費者にとって必要とされる価値あるソフトウェアを開発して競合と差別化を図るためには、多様な技術を活用したスケーラブルな開発が求められます。\n\n\n    また、自社の競争力を高めていくためには、アジャイル開発のようなスピード感のある開発手法を積極的に採用していく考えも大切です。\n\n\n    開発者がセルフサービスで利用できるプラットフォームの提供は、柔軟かつ迅速なソフトウェア開発を実現する手段として有効なアプローチだと言えます。\n\n\n    [アジャイル開発とは？意味や進め方、DevSecOpsとの関係性を解説](https://about.gitlab.com/ja-jp/blog/what-is-agile-development/)\n\n\n    ### 2-3. IT人材の不足\n\n\n    ソフトウェア開発の領域では、慢性的な人手不足が課題となっています。クラウドやAIなど高度な最新技術が次々と登場する一方で、それらを扱える専門知識を持った人材が業界全体で不足しているのです。\n\n\n    実際に「[IT人材需給に関する調査](https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)」を見てみると、2030年には最大で約79万人のIT人材が不足すると予測されています。\n\n\n    ![IT人材需給に関する調査](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508140/zv15e7qpd6cppogiogat.png)\n\n\n    ※引用元：[IT人材需給に関する調査](https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf)\n\n\n    このような背景の中で適切にソフトウェア開発を進めていくためには、プラットフォームエンジニアリングの導入を通じて開発者の負担削減や生産性向上を実現し、自社のリソースを上手に活用していく姿勢や工夫が求められると言えます。\n\n\n    ## 3. プラットフォームエンジニアリングとDevSecOps・SREとの関係性とは\n\n\n    ![プラットフォームエンジニアリングとDevSecOps・SREとの関係性とは](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508140/psg7uvfabu13r50vbwzc.jpg)\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングを理解する上では、DevSecOpsやSREとの違いについても把握しておくことが大切です。\n\n\n    ### 3-1. DevSecOpsとの違い\n\n\n    DevSecOpsとは、開発（Dev）、セキュリティ（Sec）、運用（Ops）の3つの領域を連携させて開発を進めるアプローチを指します。開発と運用を連携してリリースサイクルを短縮させる従来の「DevOps」の考え方に対して、セキュリティ（Sec）のプロセスも加えることでソフトウェアの安全性を確保しつつ、迅速なリリースが可能になります。\n\n\n    一方、プラットフォームエンジニアリングはDevSecOpのようなワークフローを実現する上で土台となるプラットフォームを社内で整備する取り組みです。\n\n\n    つまり、プラットフォームエンジニアリングとDevSecOpsは親和性が高く、プラットフォームエンジニアリングはDevSecOpsをサポートする役割を担っていると言えます。\n\n\n    ### 3-2. SREとの違い\n\n\n    SREとは、「Site Reliability Engineering」の略語で直訳すると、「サイト信頼性エンジニアリング」になります。Google社によって提唱された概念であり、運用プロセスにおいて手間のかかるタスクを自動化してシステムの安定稼働を実現しつつ、新機能の追加や更新などを通してユーザー体験（UX）の向上を目指す取り組みを指します。\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングとSREは、いずれも開発と運用における効率性・信頼性向上に関わるものですが、それぞれ目的や焦点が異なります。\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングは、社内の開発者の生産性向上や利便性向上を目的としたアプローチであり、SREは主にシステムの信頼性と可用性、スケーラビリティの向上に焦点を当てた考え方になります。\n\n\n    ## 4. プラットフォームエンジニアリングの導入目的とメリット\n\n\n    ![プラットフォームエンジニアリングの導入目的とメリット](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508134/m2jqfbt1sfjpjqh3dbih.jpg)\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの導入目的やメリットは以下の通りです。\n\n\n    * 開発プロセスの効率化  \n\n    * 開発者の生産性向上  \n\n    * プロダクトの品質向上  \n\n    * セキュリティ・ガバナンスの維持と強化  \n\n    * 人材不足の解消  \n\n    * 新しいイノベーションの創出  \n\n    * コスト削減\n\n\n    ### 4-1. 開発プロセスの効率化\n\n\n    まずプラットフォームエンジニアリングの導入は、開発プロセスの効率化につなげられます。\n\n\n    IDPにより開発者は開発に必要なリソースを必要な時に素早く取得して利用できるため、環境構築に手間と時間をかけることなく本質的な開発業務に集中することが可能です。\n\n\n    アジャイル開発やDevSecOpsの手法を活用する際に、積極的にプラットフォームエンジニアリングの考え方も採用すれば、プロダクトや機能のリリース頻度・スピードが向上し、自社ビジネスの加速化に貢献できるでしょう。\n\n\n    ### 4-2. 開発者の生産性向上\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングでIDPを整備することで、チームで再利用可能なツールと機能を開発者に提供できるようになります。この仕組みにより、開発者それぞれで多数のツールを管理・運用する手間がなくなり、認知的負荷の軽減につなげられるでしょう。\n\n\n    その結果、戦略立案や分析、新機能開発などより重要な業務にリソースを割けるようになり、生産性の最大化を図れるでしょう。\n\n\n    ### 4-3. プロダクトの品質向上\n\n\n    顧客が満足するプロダクトを提供するためには、品質も担保しなければなりません。IDPに対してテストやレビュー、セキュリティスキャン、デプロイなどを自動化する仕組みを整備すれば、ヒューマンエラーの防止につなげられます。\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの導入でテストやレビューなどを標準化することによって、開発者やプロジェクトごとの品質のバラつきを防止でき、自社で定義されたプラットフォームの基準に沿って開発と運用を進められます。\n\n\n    つまり、プラットフォームエンジニアリングの導入は、開発効率や生産性の向上だけでなく、プロダクト品質や信頼性の向上にも寄与します。\n\n\n    ### 4-4. セキュリティ・ガバナンスの維持と強化\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングで自社に必要なセキュリティやガバナンスを定義し、それらを自社のプラットフォーム上に反映させて運用することも可能です。\n\n\n    権限設定や監査ログ、セキュリティポリシー、脆弱性対応などをプラットフォーム上で集約して一元化することで管理や証跡の収集が容易になり、組織全体におけるセキュリティ・ガバナンスの維持と強化につなげられるでしょう。\n\n\n    また、標準化されたプラットフォームの整備によって、開発者の心理的な負担を軽減して安全に開発を進められます。\n\n\n    ### 4-5. 人材不足の解消\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの導入は、開発プロセスの効率化や開発者の生産性向上に寄与するため、企業のリソースを最大限に活かしながらソフトウェア開発を進められます。\n\n\n    また、開発者のニーズにマッチしたプラットフォームを提供して働きやすい環境を構築することで、開発者体験（Developer Experience）の向上も実現できます。その結果、自社に対する開発者や求職者からのイメージも良くなり、優秀なエンジニアの獲得と定着を図れるでしょう。\n\n\n    ### 4-6. 新しいイノベーションの創出\n\n\n    近年ソフトウェア開発の効率化や価値向上に役立つさまざまな最新技術が登場しています。しかし、複数の技術やツールを開発者個人で活用するには管理の負担が増えてしまい、実際の活用にはハードルが高いと言えます。\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングならさまざまな機能やツールが搭載されたプラットフォームをチームで利用できるため、開発者全員が最新技術に触れやすくなります。それをきっかけとして自社で新しいアイデアやイノベーションが生まれたり、より品質の高いプロダクトをリリースできたりする可能性が高まるでしょう。\n\n\n    ### 4-7. コスト削減\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングを取り入れることで、ツールや環境の共通化によるコスト削減にもつながります。例えば、ソフトウェア開発のプロセスにおいて複数のツールを活用している企業が、[GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)のようなさまざまなツールを単一のプラットフォームで利用できるサービスを導入すれば、ライセンス費用や管理コストの削減につなげられるでしょう。\n\n\n    また、CI/CDやセキュリティチェックなどをプラットフォーム上で自動化することで運用コストの削減も実現できます。\n\n\n    ワークフローの自動化や標準化により開発スピードが向上すれば、限られたリソースを効果的に活用できるため、長期的な人件費の最適化にもつながります。\n\n\n    ## 5. プラットフォームエンジニアリングの導入ステップ\n\n\n    ![プラットフォームエンジニアリングの導入ステップ](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508135/cep3gdqsqca4gb0ckt2w.jpg)\n\n\n    ここでは実際にプラットフォームエンジニアリングを導入する際の手順について見ていきましょう。\n\n\n    1. 専門チームの組成  \n\n    2. 開発課題の分析と目標設定  \n\n    3. プラットフォームの構築・組織体制の変更  \n\n    4. フィードバック・継続的なメンテナンス\n\n\n    ### 5-1. 専門チームの組成\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングを導入する際には、まず専門チームの組成から始めます。専門チームを社内に配置すれば、プラットフォームエンジニアリング導入の取り組みを推進できます。専門チームの主な役割としては以下が挙げられます。\n\n\n    * 開発者のニーズ調査  \n\n    * プラットフォームの設計・構築  \n\n    * 社内でのプラットフォーム活用の浸透の実現  \n\n    * プラットフォームの運用・定期的な改善 など\n\n\n    実際のメンバー構成においては、開発者のさまざまなニーズを考慮したプラットフォームを導入するためにも、開発・運用・セキュリティなど多様なスキルセットを持つ人材や、それぞれの分野を専門とする人材を集めることがポイントです。\n\n\n    また、社内向けではあるものの、自社での活用を浸透させるためにはプラットフォームを一つのサービスとして捉え、ユーザーニーズを満たすという視点が重要になります。\n\n\n    ### 5-2. 開発課題の分析と目標設定\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの専門チーム結成後は、現状の開発課題の把握と分析を実施します。課題の把握や分析においては、エンジニアとの個別面談やサーベイなどを通して行います。\n\n\n    その中で、「複数のツールを管理するための負担がかかり過ぎている」「開発環境の構築から実際のリリースまで時間がかかっており、開発効率が悪い」などの課題が挙げられたなら、それらの課題を解決するためにどのようなプラットフォームを導入すれば良いのかを検討し、具体的な目標を設定します。\n\n\n    例えば、開発者のツール管理の負担が主な課題としてあるなら、単一のプラットフォームで複数のツールや技術を活用できるIDPを整備するという方向性を定められるでしょう。\n\n\n    ### 5-3. プラットフォームの構築・組織体制の変更\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの導入における目標や方向性が明確になった後は、実際に基盤となるプラットフォームの構築を行います。\n\n\n    開発プロセスの課題解決につながるような機能やツールを搭載し、さまざまな手法で開発を進められるよう整備していきます。\n\n\n    また、プラットフォームを構築して実際に活用していく際には、これまでの開発プロセスに変化が生じるため、必要に応じて開発者間での認識の擦り合わせや組織体制の変更を行いましょう。\n\n\n    ### 5-4. フィードバック・継続的なメンテナンス\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの基盤構築後は、実際にプラットフォームを運用し開発者に活用してもらいます。その中で開発者からフィードバックや要望があれば、機能追加や改善を柔軟に行っていきます。\n\n\n    ソフトウェア開発におけるツールや技術は進化し続けており、トレンドも常に移り変わるため、最新情報のキャッチアップや定期的なメンテナンスがプラットフォームエンジニアリングを成功させるための鍵となります。\n\n\n    ## 6. プラットフォームエンジニアリングの導入における注意点\n\n\n    ![プラットフォームエンジニアリングの導入における注意点](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508135/ew7szhpm1mnheubghlnk.jpg)\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの導入においては以下のような注意点もあります。\n\n\n    * プラットフォーム構築を目的としない  \n\n    * 導入に効果が期待できるか見極める  \n\n    * トップダウンでの導入は避ける  \n\n    * 段階的に導入して小さく始める\n\n\n    ### 6-1. プラットフォーム構築を目的としない\n\n\n    まずプラットフォームエンジニアリングの導入において、プラットフォーム構築そのものを目的として進めてしまうと失敗してしまう可能性が高まります。\n\n\n    例えば、「最新技術だから」「高機能だから」というような考えだけで導入してしまうと、開発者ニーズにマッチしないプラットフォームを構築してしまうことになります。そうなると、社内での活用も浸透せず、誰にも使われないという結果を招いてしまうでしょう。\n\n\n    そのため、開発者への調査を徹底して行い、どんな課題を解決したいのかを明確にした上でプラットフォームを構築する必要があります。\n\n\n    ### 6-2. 導入に効果が期待できるか見極める\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの導入そのものが、実際に自社にとって効果が期待できるのかも見極めなければなりません。\n\n\n    例えば、エンタープライズや中規模など大きめ組織で、かつ必要な人材が揃っているなら、専門チームの組成もスムーズに進み、実際のプラットフォーム構築によって開発の効率化やコスト削減などの効果が期待できる可能性が高いと言えます。\n\n\n    一方、小規模な組織の場合で、かつ人手が足りない場合プラットフォーム構築や運用そのものに大きな負担がかかってしまい、逆効果になる可能性もあります。\n\n\n    そのため、「プラットフォームエンジニアリングの導入や運用が自社で可能なのか」「実際にどのような効果が期待できるのか」をきちんと検討することが大切です。\n\n\n    ### 6-3. トップダウンでの導入は避ける\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングは開発者向けのアプローチであり、開発者がプラットフォームを問題なくセルフサービスで利用できるという要素が重要になります。\n\n\n    そのため、トップダウンで現場の課題や開発者のニーズを無視して導入を進めてしまうと、新しいやり方に対して開発者から抵抗や反発を受ける可能性があります。\n\n\n    スムーズな導入を実現するためには、経営層と開発者で双方向コミュニケーションをとり、開発者に選択の余地とアイデアを積極的に発信できる場を与える必要があります。\n\n\n    ### 6-4. 段階的に導入して小さく始める\n\n\n    最初から全ての要件を満たした完璧なプラットフォームを構築して、運用しようとすると開発者が変化に対応しきれない可能性があります。また、時間をかけてプラットフォームを構築しているとトレンドに乗り遅れ、完成後には搭載した技術やツールが既に古いものになってしまっていたというケースも考えられます。\n\n\n    そのため、まずは優先度の高い課題にフォーカスして、効果が期待できる機能から実装し段階的に運用するなど、アジャイル的な進め方がプラットフォームエンジニアリングの導入に求められると言えます。\n\n\n    ## 7. プラットフォームエンジニアリングの基盤構築に役立つツール・サービスの選び方\n\n\n    ![プラットフォームエンジニアリングの基盤構築に役立つツール・サービスの選び方](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508136/bdq3zpkcrz1ez00md2yr.jpg)\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの導入においては、基盤構築に役立つサービスを積極的に活用すると効率的です。ここでは具体的な選び方を解説します。\n\n\n    * 機能  \n\n    * コスト  \n\n    * サポート体制\n\n\n    ### 7-1. 機能\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの導入を成功させるためには、開発者のニーズを満たし、かつ自社の課題を解決できる機能が搭載されたサービスを選ぶことが大切です。\n\n\n    例えば、プラットフォームを構成する重要な要素として挙げられる機能は以下の通りです。\n\n\n    * CI/CD（自動ビルド・テスト・デプロイ）  \n\n    * ソースコード管理  \n\n    * ドキュメント  \n\n    * モニタリング  \n\n    * API連携  \n\n    * セキュリティ・ガバナンス など\n\n\n    このような機能が搭載されているサービスなら、開発者の生産性向上に貢献できるでしょう。\n\n\n    ### 7-2. コスト\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの基盤構築となるサービスを選定する際には、コスト面も考慮することが大切です。\n\n\n    組織の規模や導入形態などによってもコストが異なるため、ベンダーに問い合わせするなどして費用対効果が期待できるかしっかりチェックしておきましょう。\n\n\n    無料トライアルを設けているサービスも多いため、まずは使用感を試してみてから導入を検討するのも良いでしょう。\n\n\n    ### 7-3. サポート体制\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングをスムーズに導入・運用していくためには、ツールやサービスを提供するベンダーのサポート体制をチェックしておく必要もあります。\n\n\n    充実したサポート体制があれば、万が一トラブルや不明点が発生した場合でも、専任スタッフが迅速に対応してくれるでしょう。また、ベンダーがドキュメントやマニュアルなどを通して積極的にノウハウを公開していれば、トラブル時にも自社で解決しやすくなるでしょう。\n\n\n    ## 8. プラットフォームエンジニアリングの基盤構築なら「GitLab」\n\n\n    ![プラットフォームエンジニアリングの基盤構築なら「GitLab」](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508135/hy8mmygwnbm0ws0ejtik.png)\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの基盤構築をスムーズに実現するなら「[GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)」の活用がおすすめです。ここでは、GitLabのサービス概要や強みについて紹介します。\n\n\n    ### 8-1. GitLabとは\n\n\n    GitLabは、DevSecOpsワークフローを支援するAIを搭載したプラットフォームです。AIによるソースコード管理やセキュリティ対策、CI/CD、コンプライアンス管理など豊富な機能を単一のプラットフォームで活用でき、プラットフォームエンジニアリングの基盤構築に役立てられます。\n\n\n    中小企業からエンタープライズまで多くの企業で導入されているプラットフォームで、高品質かつ迅速なソフトウェア開発を実現できます。\n\n\n    ### 8-2. GitLabが選ばれる理由\n\n\n    GitLabの強みは、DevSecOpsツールチェーンの構築を単一のプラットフォームで実現できることです。これまで複数のツールを管理していた企業がGitLabを導入すれば、コスト削減や開発者の認知負荷の軽減につなげられ、プラットフォームエンジニアリングの運用をスムーズに行えるようになります。\n\n\n    チーム全員で単一のプラットフォームを通して作業することで、メンバー間の連携や情報共有も容易に実施できます。また、サポート体制も充実しているため、導入と運用においても安心して進められるのも強みの一つです。\n\n\n    GitLabを通してプラットフォームエンジニアリングを実現すれば、ソフトウェア開発のライフサイクル全体を効率化でき、競合との差別化につながる機能開発など本質的な作業に集中できるようになるでしょう。\n\n\n    ## 9. GitLabによるプラットフォームエンジニアリング実現のアプローチと活用例\n\n\n    ![GitLabによるプラットフォームエンジニアリング実現のアプローチと活用例](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508136/gn4zixnirbsgrk1anwi8.jpg)\n\n\n    実際にGitLabによるプラットフォームエンジニアリング実現のアプローチと活用例を紹介します。\n\n\n    * 再利用可能なCI/CDコンポーネント  \n\n    * セキュリティとコンプライアンス  \n\n    * データ活用と分析  \n\n    * コミュニケーションの効率化\n\n\n    ### 9-1. 再利用可能なCI/CDコンポーネント\n\n\n    CI/CDコンポーネントは、再利用可能な単一のパイプライン構成ユニットのことで、この機能を使用すればCI/CDパイプラインの設定が容易になります。\n\n\n    また、再利用可能なCI/CDコンポーネントをリスト化して、各コンポーネントの情報を確認できる「[CI/CDカタログ](https://gitlab.com/explore/catalog)」も提供しています。コンポーネントが一元管理されているため、必要なものを必要な時に見つけ出して再利用できる仕様となっています。\n\n\n    これにより、開発者の作業効率向上や、組織全体でのスムーズなナレッジ共有を実現できるでしょう。\n\n\n    CI/CDコンポーネントの詳細については以下のページをご覧下さい。\n\n\n    [GitLab入門：CI/CDについて理解する](https://about.gitlab.com/ja-jp/blog/getting-started-with-gitlab-understanding-ci-cd/)\n\n\n    ### 9-2. セキュリティとコンプライアンス\n\n\n    GitLabでは、ソフトウェア開発ライフサイクルの全てのステージに対応したセキュリティやコンプライアンス機能を搭載しています。\n\n\n    開発を進める中で、セキュリティリスクなどの問題を早期に発見して対応できるため、トラブル発生時の対応コストを抑えたり、事態の深刻化を未然に防止したりすることが可能です。\n\n\n    ### 9-3. データ活用と分析\n\n\n    GitLabでは、データ活用と分析による開発の効率性向上も実現できます。プロジェクトの運用状況などソフトウェア開発ライフサイクルにおけるさまざまなデータが一元管理されている仕組みとなっているため、関係者全員がスムーズに必要な情報にアクセスできます。\n\n\n    また、 プラットフォームに蓄積された主要なメトリクスを追跡して問題点を詳細に分析することで、迅速な改善や顧客価値の向上につなげられます。GitLabでは、DevOpsのパフォーマンスや健全性を示す[DORAメトリクス](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/analytics/dora_metrics/)の可視化・分析機能などを提供しています。\n\n\n    ### 9-4. コミュニケーションの効率化\n\n\n    GitLabは統合型プラットフォームであり、全員が同じツールにアクセスして利用できるようになるため、開発者間でのコミュニケーションが効率化されます。\n\n\n    誰もがアクセスしやすい共同ドキュメントの作成も可能であるため、別のツールに切り替えて作業する必要がなく、情報の共有や整理が容易になります。\n\n\n    なお、プラットフォームエンジニアリングにおけるGitLab活用の詳細については以下のページをご覧下さい。\n\n\n    > [プラットフォームエンジニアリングにおけるGitLabの活用](https://about.gitlab.com/ja-jp/solutions/platform-engineering/)\n\n\n    [](https://about.gitlab.com/ja-jp/solutions/platform-engineering/)\n\n\n    ## まとめ： プラットフォームエンジニアリングの実現により開発品質の向上と効率化を図ろう\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの導入は、ビジネス環境が激化している時代において重要視されているアプローチです。実際の導入においては、適切な専門チームの組成やツール・サービスの選定が大切なポイントとなってきます。\n\n\n    プラットフォームエンジニアリングの基盤構築なら、ぜひ[GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)をご活用下さい。GitLabなら単一のプラットフォームで豊富な機能を利用できるため、開発者の認知負荷を軽減し、迅速かつ品質の高いソフトウェア開発を実現できます。\n\n\n    なお、GitLabでは世界39か国、5,000人を超えるDevSecOps専門家のインサイトが詰まった完全版レポートを無料で公開しているので、ぜひこちらもご覧下さい。\n\n\n    > [2024グローバルDevSecOpsレポートはこちら](https://about.gitlab.com/ja-jp/developer-survey/?utm_medium=blog&utm_source=blog&utm_campaign=eg_apac_brand_x_x_ja_gitlabjapanblogseo_what-is-platform-engineering)\n\n\n    *監修：川瀬 洋平 [@ykawase](https://gitlab.com/ykawase)*\n\n\n    *（GitLab合同会社 カスタマーサクセス本部 シニアカスタマーサクセスマネージャー）*\n  date: 2025-09-22\n  authors:\n    - GitLab Team\n  heroImage: https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1758508254/duu6d4vclamtnnxjdaat.jpg\n  title: プラットフォームエンジニアリングとは？意味や導入メリットをわかりやすく解説\n  description: この記事では、プラットフォームエンジニアリングの意味や特徴、導入メリットなどを解説します。\n  tags:\n    - CI/CD\n    - collaboration\n    - 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DevOps（ADO）からプロジェクトを移行するための[Congregate](https://gitlab.com/gitlab-org/professional-services-automation/tools/migration/congregate/)([GitLabプロフェッショナルサービス（PS）](https://about.gitlab.com/ja-jp/professional-services/)によって管理）と[組み込みのGitリポジトリインポート](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/project/import/repo_by_url/)の両方を提供しています。これらのオプションは、リポジトリごとまたは一括移行をサポートし、Gitコミット履歴、ブランチ、タグを保持します。Congregateとプロフェッショナルサービスのツールを使用すると、Wiki、作業アイテム、CI/CD変数、コンテナイメージ、パッケージ、パイプラインなどの追加アセットもサポートされます（この[機能マトリクス](https://gitlab.com/gitlab-org/professional-services-automation/tools/migration/congregate/-/blob/master/customer/ado-migration-features-matrix.md)を参照）。このガイドを参照すれば、移行を計画・実行し、移行後のフォローアップタスクを完了できます。\n\nADOからGitLabへ移行する企業は、一般的に複数フェーズのアプローチに従います：\n\n* CongregateまたはGitLabの組み込みリポジトリ移行を使用して、ADOからGitLabにリポジトリを移行します。\n* AzureパイプラインからGitLab CI/CDにパイプラインを移行します。\n* ボード、作業アイテム、アーティファクトなどの残りのアセットを、GitLabのイシュー、エピック、パッケージレジストリ、コンテナレジストリに移行します。\n\n移行フェーズの概要:\n\n```mermaid\ngraph LR\n    subgraph Prerequisites\n        direction TB\n        A[\"IDプロバイダー（IdP）を設定し\u003Cbr/>ユーザーをプロビジョニング\"]\n        A --> B[\"Runnerとサードパーティ\u003Cbr/>インテグレーションを設定\"]\n        B --> I[\"ユーザーの有効化と\u003Cbr/>変更管理\"]\n    end\n    \n    subgraph MigrationPhase[\"移行フェーズ\"]\n        direction TB\n        C[\"ソースコードを移行\"]\n        C --> D[\"コントリビューションを保持し\u003Cbr/>履歴をフォーマット\"]\n        D --> E[\"作業アイテムを移行し\u003Cbr/>\u003Ca href=\"https://docs.gitlab.com/ja-jp/topics/plan_and_track/\">GitLab Plan\u003Cbr/>および作業追跡\u003C/a>にマッピング\"]\n    end\n    \n    subgraph PostMigration[\"移行後の手順\"]\n        direction TB\n        F[\"ADOパイプラインを\u003Cbr/>GitLab CIに作成または変換\"]\n        F --> G[\"その他のアセット、パッケージ、\u003Cbr/>コンテナイメージを移行\"]\n        G --> H[\"\u003Ca href=\"https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/application_security/secure_your_application/\">セキュリティ\u003C/a>と\u003Cbr/>SDLC改善を導入\"]\n    end\n    \n    Prerequisites --> MigrationPhase\n    MigrationPhase --> PostMigration\n\n    style A fill:#FC6D26\n    style B fill:#FC6D26\n    style I fill:#FC6D26\n    style C fill:#8C929D\n    style D fill:#8C929D\n    style E fill:#8C929D\n    style F fill:#FFA500\n    style G fill:#FFA500\n    style H fill:#FFA500\n```\n\n## 移行の計画\n\n**移行を計画するにあたり、次の質問を検討します:**\n\n* 移行をいつまでに完了する必要があるか?\n* 何が移行されるかを理解しているか?\n* 誰が移行を実行するか?\n* GitLabでどのような組織構造を望むか?\n* 考慮すべき制約、制限、落とし穴はあるか?\n\nタイムラインを決定します。これは移行アプローチを大きく左右します。ADOとGitLabの両プラットフォームに精通したチャンピオンやグループ（アーリーアダプターなど）を特定し、導入を推進してアドバイスを提供してもらいます。\n\n**移行が必要なものをインベントリ化:**\n\n* リポジトリ、プルリクエスト、コントリビューターの数\n* 作業アイテムとパイプラインの数と複雑さ\n* リポジトリのサイズと依存関係\n* 重要なインテグレーションとRunner要件（特定の機能を持つエージェントプール）\n\nGitLab プロフェッショナルサービスの[Evaluate](https://gitlab.com/gitlab-org/professional-services-automation/tools/utilities/evaluate#beta-azure-devops)ツールを使用して、リポジトリ、PR数、コントリビューターリスト、パイプライン数、作業アイテム、CI/CD変数などを含むAzure DevOps組織全体の完全なインベントリを作成します。GitLabプロフェッショナルサービスチームと連携している場合は、このレポートをエンゲージメントマネージャーまたはテクニカルアーキテクトと共有し、移行計画に役立ててください。\n\n移行のタイミングは、主にプルリクエスト数、リポジトリサイズ、コントリビューション量（PRのコメント、作業アイテムなど）によって決まります。たとえば、PRが少なくコントリビューターが限られた1,000の小規模リポジトリは、数万のPRと数千のコントリビューターを含む少数のリポジトリよりもはるかに高速に移行できます。インベントリデータを使用して作業量を見積もり、本番移行を進める前にテスト実行を計画します。\n\nインベントリを希望のタイムラインと比較し、すべてのリポジトリを一度に移行するか、バッチで移行するかを決定します。チームが同時に移行できない場合は、チームのスケジュールに合わせて移行をバッチ化し、段階的に実行します。たとえば、プロフェッショナルサービスのエンゲージメントでは、複雑さを管理し、[GitLab](https://docs.gitlab.com/ja-jp/security/rate_limits/)と[ADO](https://learn.microsoft.com/en-us/azure/devops/integrate/concepts/rate-limits?view=azure-devops)の両方のAPIレート制限を尊重するために、200〜300プロジェクト単位の段階に分割して移行を実施します。\n\nGitLabの組み込み[リポジトリインポーター](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/project/import/repo_by_url/)は、Gitリポジトリ（コミット、ブランチ、タグ）を1つずつ移行します。Congregateは、可能な限りプルリクエスト（GitLabではマージリクエストとして知られています）、コメント、関連メタデータを保持するように設計されています。シンプルな組み込みリポジトリインポートは、Gitデータ（履歴、ブランチ、タグ）のみに焦点を当てています。\n\n**通常、個別の移行または手動での再作成が必要な項目:**\n\n* Azureパイプライン - 同等のGitLab CI/CDパイプラインを作成([CI/CD YAML](https://docs.gitlab.com/ja-jp/ci/yaml/)または[CI/CDコンポーネント](https://docs.gitlab.com/ja-jp/ci/components/)を参照)。または、CongregateのAIベースのパイプライン変換を使用することを検討してください。\n* 作業アイテムとボード - GitLabのイシュー、エピック、イシュー ボードにマッピング。\n* アーティファクト、コンテナイメージ(ACR) - GitLabパッケージレジストリまたはコンテナレジストリに移行。\n* サービスフックと外部インテグレーション - GitLabで再作成。\n* [権限モデル](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/permissions/)はADOとGitLabで異なります。完全な保持を想定するのではなく、権限マッピングを確認および計画してください。\n\n各ツール（Congregateと組み込みインポート）が何を移行するかを確認し、ニーズに合ったものを選択します。手動で移行または再作成する必要があるデータやインテグレーションのリストを作成します。\n\n**誰が移行を実行するか?**\n\n移行は通常、GitLabグループオーナーまたはインスタンス管理者、または移行先グループ/プロジェクトに必要な権限を付与された指定の移行担当者によって実行されます。CongregateとGitLabインポートAPIには、Azure DevOpsとGitLabの両方の有効な認証トークンが必要です。\n\n* グループオーナー/管理者が移行を実行するか、特定のチーム/個人に委任アクセスを付与するかを決定します。\n* 移行担当者が、選択した移行ツールに必要なスコープ（api/read_repositoryスコープやツール固有の要件など）を持つ個人アクセストークン（Azure DevOpsとGitLab）を正しく設定していることを確認します。\n* 小規模なパイロット移行でトークンと権限をテストします。\n\n**注:** CongregateはADO移行のためにファイルベースのインポート機能を活用し、実行にはインスタンス管理者権限が必要です（[ドキュメントを参照](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/project/settings/import_export/#migrate-projects-by-uploading-an-export-file)）。GitLab.comに移行する場合は、プロフェッショナルサービスの利用を検討してください。詳細については、[Professional Services Full Catalog](https://about.gitlab.com/professional-services/catalog/)を参照してください。管理者以外のアカウントでは、コントリビューションの帰属を保持できません。\n\n**GitLabでどのような組織構造を望むか?**\n\nADO構造をGitLab構造に直接マッピングすることは可能ですが、移行中に構造を合理化および簡素化することをお勧めします。チームがGitLabでどのように作業するかを検討し、コラボレーションとアクセス管理を促進する構造を設計します。ADO構造をGitLab構造にマッピングする方法は次のとおりです。\n\n```mermaid\ngraph TD\n    subgraph GitLab\n        direction TB\n        A[\"トップレベルグループ\"]\n        B[\"サブグループ（オプション）\"]\n        C[\"プロジェクト\"]\n        A --> B\n        A --> C\n        B --> C\n    end\n\n    subgraph AzureDevOps[\"Azure DevOps\"]\n        direction TB\n        F[\"組織\"]\n        G[\"プロジェクト\"]\n        H[\"リポジトリ\"]\n        F --> G\n        G --> H\n    end\n\n    style A fill:#FC6D26\n    style B fill:#FC6D26\n    style C fill:#FC6D26\n    style F fill:#8C929D\n    style G fill:#8C929D\n    style H fill:#8C929D\n```\n\n推奨アプローチ:\n\n* 各ADO組織をGitLabグループ（または少数のグループ）にマッピングし、多数の小さなグループには分割しないでください。ADOチームプロジェクトごとにGitLabグループを作成することは避けてください。移行をGitLab構造を合理化する機会として活用してください。\n* サブグループとプロジェクトレベルの権限を使用して、関連リポジトリをグループ化します。\n* GitLabグループとグループメンバーシップ（グループとサブグループ）を使用してプロジェクトのセットへのアクセスを管理し、チームプロジェクトごとに1つのグループを作成しないでください。\n* GitLabの[権限](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/permissions/)を確認し、[SAML Group Links](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/group/saml_sso/group_sync/)を検討して、GitLabインスタンス（またはGitLab.comネームスペース）のエンタープライズRBACモデルを実装します。\n\n**ADOボードと作業アイテム: 移行の状態**\n\n作業アイテムがADOからGitLab Plan（イシュー、エピック、ボード）にどのように移行されるかを理解することが重要です。\n\n* ADOボードと作業アイテムは、GitLabのイシュー、エピック、イシューボードにマッピングされます。ワークフローとボード設定がどのように変換されるかを計画します。\n* ADOのエピックと機能は、GitLabのエピックになります。\n* その他の作業アイテムタイプ（ユーザーストーリー、タスク、バグなど）は、プロジェクトスコープのイシューになります。\n* ほとんどの標準フィールドが保持されます。サポートされている場合、選択したカスタムフィールドを移行できます。\n* 親子関係が保持されるため、エピックはすべての関連イシューを参照します。\n* プルリクエストへのリンクはマージリクエストリンクに変換され、開発のトレーサビリティが維持されます。\n\n例: 個別の作業アイテムのGitLabイシューへの移行（フィールドの正確性と関係性を含む）:\n\n![例: 個別の作業アイテムのGitLabイシューへの移行](https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1764769188/ztesjnxxfbwmfmtckyga.png)\n\nバッチ処理のガイダンス:\n\n* バッチで移行を実行する必要がある場合は、新しいグループ/サブグループ構造を使用してバッチを定義します（たとえば、ADO組織ごと、または製品領域ごと）。\n* インベントリレポートを使用してバッチ選択を推進し、スケールアップする前に各バッチをパイロット移行でテストします。\n\n**パイプライン移行**\n\nCongregateは最近、Azure DevOpsからGitLab CI/CDへのマルチステージYAMLパイプラインのAI搭載変換を[導入しました](https://gitlab.com/gitlab-org/professional-services-automation/tools/migration/congregate/-/merge_requests/1298)。この自動変換は、シンプルな単一ファイルパイプラインに最適で、本番環境対応の`.gitlab-ci.yml`ファイルではなく、動作する出発点を提供するように設計されています。このツールは、機能的に同等のGitLabパイプラインを生成し、その後特定のニーズに合わせて調整および最適化できます。\n\n* Azureパイプライン YAMLを`.gitlab-ci.yml`形式に自動変換します。\n* シンプルな単一ファイルパイプライン設定に最適です。\n* 移行を加速するためのボイラープレートを提供し、最終的な本番環境アーティファクトではありません。\n* 複雑なシナリオ、カスタムタスク、エンタープライズ要件については、レビューや調整が必要です。\n* Azure DevOpsのクラシックリリースパイプラインはサポートしていません — 最初に[マルチステージYAMLに変換](https://learn.microsoft.com/en-us/azure/devops/pipelines/release/from-classic-pipelines?view=azure-devops)してください。\n\nリポジトリオーナーは、初期変換後にパイプラインをさらに最適化および強化するために、[GitLab CI/CDドキュメント](https://docs.gitlab.com/ja-jp/ci/)を確認する必要があります。\n\n変換されたパイプラインの例:\n\n```yml\n# azure-pipelines.yml\n\ntrigger:\n  - main\n\nvariables:\n  imageName: myapp\n\nstages:\n  - stage: Build\n    jobs:\n      - job: Build\n        pool:\n          vmImage: 'ubuntu-latest'\n        steps:\n          - checkout: self\n\n          - task: Docker@2\n            displayName: Build Docker image\n            inputs:\n              command: build\n              repository: $(imageName)\n              Dockerfile: '**/Dockerfile'\n              tags: |\n                $(Build.BuildId)\n\n  - stage: Test\n    jobs:\n      - job: Test\n        pool:\n          vmImage: 'ubuntu-latest'\n        steps:\n          - checkout: self\n\n          # Example: run tests inside the container\n          - script: |\n              docker run --rm $(imageName):$(Build.BuildId) npm test\n            displayName: Run tests\n\n  - stage: Push\n    jobs:\n      - job: Push\n        pool:\n          vmImage: 'ubuntu-latest'\n        steps:\n          - checkout: self\n\n          - task: Docker@2\n            displayName: Login to ACR\n            inputs:\n              command: login\n              containerRegistry: '\u003Cyour-acr-service-connection>'\n\n          - task: Docker@2\n            displayName: Push image to ACR\n            inputs:\n              command: push\n              repository: $(imageName)\n              tags: |\n                $(Build.BuildId)\n```\n\n```yaml\n# .gitlab-ci.yml\n\nvariables:\n  imageName: myapp\n\nstages:\n  - build\n  - test\n  - push\n\nbuild:\n  stage: build\n  image: docker:latest\n  services:\n    - docker:dind\n  script:\n    - docker build -t $imageName:$CI_PIPELINE_ID -f $(find . -name Dockerfile) .\n  only:\n    - main\n\ntest:\n  stage: test\n  image: docker:latest\n  services:\n    - docker:dind\n  script:\n    - docker run --rm $imageName:$CI_PIPELINE_ID npm test\n  only:\n    - main\n\npush:\n  stage: push\n  image: docker:latest\n  services:\n    - docker:dind\n  before_script:\n    - docker login -u $CI_REGISTRY_USER -p $CI_REGISTRY_PASSWORD $CI_REGISTRY\n  script:\n    - docker tag $imageName:$CI_PIPELINE_ID $CI_REGISTRY/$CI_PROJECT_PATH/$imageName:$CI_PIPELINE_ID\n    - docker push $CI_REGISTRY/$CI_PROJECT_PATH/$imageName:$CI_PIPELINE_ID\n  only:\n    - main\n```\n\n**最終チェックリスト:**\n\n* タイムラインとバッチ戦略を決定します。\n* リポジトリ、PR、コントリビューターの完全なインベントリを作成します。\n* スコープ（PRとメタデータ vs Gitデータのみ）に基づいて、Congregateまたは組み込みインポートを選択します。\n* 誰が移行を実行するかを決定し、トークン/権限が設定されていることを確認します。\n* 個別に移行する必要があるアセット（パイプライン、作業アイテム、アーティファクト、フック）を特定し、それらの取り組みを計画します。\n* パイロット移行を実行し、結果を検証してから、計画に従ってスケールします。\n\n## 移行の実行\n\n計画後、トライアル実行から始めて、段階的に移行を実行します。トライアル移行は、組織固有の問題を早期に明らかにし、期間を測定し、結果を検証し、本番環境前にアプローチを微調整する上で役立ちます。\n\nトライアル移行が検証する内容:\n\n* 特定のリポジトリと関連アセットが正常に移行されるかどうか（履歴、ブランチ、タグ。Congregateを使用する場合はMR/コメントも含む）\n* 移行先がすぐに使用可能かどうか（権限、Runner、CI/CD変数、インテグレーション）\n* スケジュールとステークホルダーの期待値を設定するため、各バッチにかかる時間。\n\nダウンタイムのガイダンス:\n\n* GitLabの組み込みGitインポートとCongregateは、本質的にダウンタイムを必要としません。\n* 本番環境の場合では、ADOの変更を凍結（ブランチ保護または読み取り専用）して、移行中に見逃されたコミット、PR更新、作業アイテムの作成を回避します。\n* トライアル実行では凍結は必要なく、いつでも実行できます。\n\nバッチ処理のガイダンス:\n\n* 経過時間を短縮するために、トライアルバッチを連続して実行します。チームは非同期で結果を検証できます。\n* 計画したグループ/サブグループ構造を使用してバッチを定義し、APIレート制限を遵守します。\n\n推奨手順:\n\n1. GitLabでトライアル用のテスト先を作成:\n\n* GitLab.com: 専用グループ/ネームスペースを作成（例: my-org-sandbox）\n* Self-managed: トップレベルグループまたは必要に応じて別のテストインスタンスを作成\n\n2. 認証の準備:\n\n* 必要なスコープを持つAzure DevOps PAT\n* apiとread_repositoryを持つGitLabパーソナルアクセストークン（Congregateで使用されるファイルベースのインポートの場合は管理者アクセスも含む）```suggestion:-0+0\n* apiとread_repositoryを持つGitLabパーソナルアクセストークン（Congregateで使用されるファイルベースのインポートの場合は管理者アクセスも含む）\n\n3. トライアル移行の実行:\n\n* リポジトリのみ: GitLabの組み込みインポート（URLによるレポジトリインポート）を使用\n* リポジトリ + PR/MRおよび追加アセット: Congregateを使用\n\n4. トライアル後のフォローアップ:\n\n* リポジトリ履歴、ブランチ、タグ、マージリクエスト（移行された場合）、イシュー/エピック（移行された場合）、ラベル、関係性を確認します。\n* 権限/ロール、保護ブランチ、必要な承認、Runner/タグ、変数/シークレット、インテグレーション/Webhookを確認します。\n* パイプライン（`.gitlab-ci.yml`）または（該当する場合は）変換されたパイプラインを検証します。\n\n5. ユーザーに機能とデータの正確性を検証してもらいます。\n6. トライアル中に発見された問題を解決し、実行手順を更新します。\n7. ネットワークとセキュリティ:\n\n* 移行先の環境がIP許可リストを使用している場合、インポートが成功するように、移行ホストと必要なRunner/インテグレーションのIPを追加します。\n\n8. 本番環境への移行は段階的に実行:\n\n* 各段階で、ADOで変更凍結を実施します。\n* 進捗とログを監視します。レート制限に達した場合は、再試行するか、バッチサイズを調整します。\n\n9. オプション: 完了後、サンドボックスグループを削除またはアーカイブします。\n\n\u003Cfigure class=\"video_container\">\n  \u003Ciframe src=\"https://www.youtube.com/embed/ibIXGfrVbi4?si=ZxOVnXjCF-h4Ne0N\" frameborder=\"0\" allowfullscreen=\"true\">\u003C/iframe>\n\u003C/figure>\n\n## GitLabとAzure DevOpsの用語リファレンス\n\n| GitLab                                      | Azure DevOps                     | 類似点と主な違い                                                                        |\n| ------------------------------------------- | -------------------------------- | ------------------------------------------------------------------------------- |\n| グループ                                        | 組織                               | トップレベルのネームスペース、メンバーシップ、ポリシー。ADO組織にはプロジェクトが含まれ、GitLabグループにはサブグループとプロジェクトが含まれます。  |\n| グループまたはサブグループ                               | プロジェクト                           | 論理コンテナ、権限境界。ADOプロジェクトは多数のリポジトリを保持し、GitLabグループ/サブグループは多数のプロジェクトを整理します。           |\n| Project（Gitリポジトリを含む）                        | リポジトリ（プロジェクト内）                   | Git履歴、ブランチ、タグ。GitLabでは、「プロジェクト」はリポジトリとイシュー、CI/CD、Wikiなどを含みます。プロジェクトごとに1つのリポジトリ。 |\n| マージリクエスト（MR）                                | プルリクエスト（PR）                      | コードレビュー、ディスカッション、承認。MRルールには、承認、必要なパイプライン、コードオーナーが含まれます。                         |\n| 保護されたブランチ、MR承認ルール、ステータスチェック                 | ブランチポリシー                         | レビューとチェックを強制。GitLabは保護 + 承認ルール + 必要なステータスチェックを組み合わせます。                          |\n| GitLab CI/CD                                | Azureパイプライン                      | YAMLパイプライン、ステージ/ジョブ、ログ。ADOにはクラシックUIパイプラインもあり、GitLabは.gitlab-ci.ymlを中心にしています。    |\n| .gitlab-ci.yml                              | azure-pipelines.yml              | ステージ/ジョブ/トリガーを定義。構文/機能が異なります。ジョブ、変数、アーティファクト、トリガーをマッピングします。                     |\n| Runner（共有/特定）                               | エージェント/エージェントプール                 | マシン/コンテナでジョブを実行。デマンド（ADO）対タグ（GitLab）でターゲット。登録/スコーピングが異なります。                     |\n| CI/CD変数（プロジェクト/グループ/インスタンス）、保護/マスク          | パイプライン変数、変数グループ、ライブラリ            | 設定/シークレットをジョブに渡します。GitLabはグループ継承とマスキング/保護フラグをサポートします。                           |\n| インテグレーション、CI/CD変数、デプロイキー                    | サービス接続                           | サービス/クラウドへの外部認証。インテグレーションまたは変数にマッピング。クラウド固有のヘルパーが利用可能。                          |\n| 環境とデプロイメント（保護された環境）                         | 環境（承認付き）                         | デプロイターゲット/履歴を追跡。GitLabでは保護された環境と手動ジョブを介した承認。                                    |\n| リリース（タグ + ノート）                              | リリース（クラシックまたはパイプライン）             | バージョン管理されたノート/アーティファクト。GitLabリリースはタグに結び付けられ、デプロイメントは個別に追跡されます。                  |\n| ジョブアーティファクト                                 | パイプラインアーティファクト                   | ジョブ出力を保持。保持/有効期限はジョブまたはプロジェクトごとに設定されます。                                         |\n| パッケージレジストリ（NuGet/npm/Maven/PyPI/Composerなど） | Azureアーティファクト（NuGet/npm/Mavenなど） | パッケージホスティング。認証/ネームスペースが異なります。パッケージタイプごとに移行します。                                  |\n| GitLabコンテナレジストリ                             | Azureコンテナレジストリ（ACR）または他          | OCIイメージ。GitLabはプロジェクト/グループごとのレジストリを提供します。                                       |\n| イシューボード                                     | ボード                              | 列で作業を視覚化。GitLabボードはラベル駆動型で、プロジェクト/グループごとに複数のボードがあります。                           |\n| イシュー（タイプ/ラベル）、エピック                          | 作業アイテム（ユーザーストーリー/バグ/タスク）         | 作業単位を追跡。ADOタイプ/フィールドをラベル/カスタムフィールドにマッピング。エピックはグループレベルです。                        |\n| エピック、親子イシュー                                 | エピック/機能                          | 作業の階層。スキーマが異なります。エピックとイシュー関係を使用します。                                             |\n| マイルストーンとイテレーション                             | イテレーションパス                        | タイムボックス化。GitLabイテレーション（グループ機能）またはプロジェクト/グループごとのマイルストーン。                         |\n| ラベル（スコープ付きラベル）                              | エリアパス                            | 分類/所有権。階層エリアをスコープ付きラベルに置き換えます。                                                  |\n| プロジェクト/グループWiki                             | プロジェクトWiki                       | マークダウンWiki。両方ともリポジトリでバックアップされます。レイアウト/認証がわずかに異なります。                             |\n| CI経由のテストレポート、要件/テスト管理、インテグレーション             | テストプラン/ケース/実行                    | QA証拠/トレーサビリティ。ADOテストプランとの1対1対応はありません。多くの場合、CIレポート + イシュー/要件を使用します。              |\n| ロール（オーナー/メンテナー/デベロッパー/レポーター/ゲスト） + カスタムロール  | アクセスレベル + きめ細かい権限                | 読み取り/書き込み/管理を制御。モデルが異なります。グループ継承と保護されたリソースを活用します。                               |\n| Webhook                                     | サービスフック                          | イベント駆動型インテグレーション。イベント名/ペイロードが異なります。エンドポイントを再設定します。                              |\n| 高度な検索                                       | コードサーチ                           | フルテキストリポジトリ検索。Self-managed版のGitLabでは、高度な機能にElasticsearch/OpenSearchが必要な場合があります。 |",[718,719],"Evgeny Rudinsky","Michael Leopard","2025-12-08","2025-12-03","ガイド: Azure DevOpsからGitLabへの移行",[28,724,22],"git","GitLabプロフェッショナルサービスの移行ツールを使用してAzure DevOpsからGitLabへの完全な移行を実行する方法を学びます — 計画、実行から移行後のフォローアップタスクまで。",{"featured":33,"template":14,"slug":727},"migration-from-azure-devops-to-gitlab",{"content":729,"config":741},{"heroImage":730,"body":731,"authors":732,"updatedDate":734,"date":735,"title":736,"tags":737,"description":740,"category":11},"https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1764108112/tyntnsy3xotlmehtnfkb.png","毎日、GitLabは世界最大のGitLabインスタンスであるGitLab.comにコード変更を最大12回、ダウンタイムなしでデプロイしています。これらのデプロイ管理には、GitLab独自のCI/CDプラットフォームを使用しており、世界中の数百万人のデベロッパーに影響を与えています。このデプロイ頻度は、私たちの主要な品質基準とストレステストとして機能しています。また、お客様は数週間や数か月待つことなく、開発から数時間以内で新機能にアクセスできるようになります。組織がDevOpsワークフローにGitLabを利用する場合、私たち自身のインフラストラクチャで大規模に実証されたプラットフォームを使用していることになります。この記事では、このデプロイの複雑さを処理するために、GitLab CI/CDのコア機能を使用して自動化されたデプロイパイプラインを構築した方法をご紹介します。\n\n\n## デプロイ速度がもたらすビジネスケース\n\n\n当社の実践から見えるもの：私たちのデプロイ頻度は単なるエンジニアリング指標ではなく、ビジネス上の必須要件です。迅速なデプロイサイクルにより、お客様からのフィードバックに数時間以内に対応し、セキュリティパッチを即座に提供し、新機能を本番環境で検証してからスケールすることができます。\n\n\nお客様が得られる価値：GitLab.comへのすべてのデプロイは、ユーザーに推奨するデプロイプラクティスを検証しています。GitLabのデプロイ機能を使用する場合、数百万のgit操作、CI/CDパイプライン、ユーザーインタラクションを日々処理する実証済みのアプローチを使用していることになります。以下のメリットがあります:\n\n- 最新機能が即座に利用可能：新しい機能は四半期ごとのリリースサイクルではなく、完成してから数時間以内に提供されます\n- 大規模環境で実証された信頼性：機能がGitLab.comで動作すれば、お客様の環境でも信頼できます\n- GitLabの完全な価値：ゼロダウンタイムデプロイにより、更新中でもDevOpsプラットフォームへのアクセスが失われることはありません\n- 実環境でテストされたプラクティス：当社のデプロイドキュメントは理論ではなく、世界最大のGitLabインスタンスを実際に運用する方法そのものです\n\n\n## コードフローアーキテクチャ\n\n\nデプロイパイプラインは、複数のステージを経て構造化された進行に従います。各ステージは、コード提案から本番環境へのデプロイまでの過程におけるチェックポイントとして機能します。\n\n```mermaid\n  graph TD\n      A[コード提案] --> B[マージリクエスト作成]\n      B --> C[パイプライントリガー]\n      C --> D[ビルド ＆ テスト]\n      D --> E{スペック/統合/QAテスト合格？}\n      E -->|いいえ| F[フィードバックループ]\n      F --> B\n      E -->|はい| G[デフォルトブランチへマージ]\n      G -->|定期的| H[Auto-Deployブランチ]\n\n      subgraph \"デプロイパイプライン\"\n          H --> I[パッケージ作成]\n          I --> K[Canary環境]\n          K --> L[QA検証]\n          L --> M[main環境]\n\n      end\n```\n\n\n## デプロイパイプラインの構成\n\nデプロイアプローチでは、GitLabのネイティブCI/CD機能を使用して、ハイブリッドインフラストラクチャ全体で複雑なデプロイを調整します。\nその実装方法をご紹介します。\n\n\n### ビルド\n\n\nGitLabのビルドは、それ自体が複雑なトピックであるため、ここでは概要レベルで説明します。\n\nOmnibusパッケージとCloud Native GitLab(CNG)イメージの両方をビルドします。OmnibusパッケージはGitalyフリート(Gitストレージレイヤー)にデプロイされ、CNGイメージは他のすべてのコンポーネントをコンテナ化されたワークロードとして実行します。PostgresやRedisなどの他のステートフルサービスは非常に大規模になったため、専任チームが個別に管理しています。GitLab.comの場合、これらのシステムはAuto-Deploy手順中にはデプロイされません。\n\n\n`gitlab-org/gitlab`を定期的に確認し、デフォルトブランチで成功した(「グリーン」)パイプラインを持つ最新のコミットを検索するスケジュールされたパイプラインがあります。グリーンパイプラインは、GitLabのすべてのコンポーネントが包括的なテスト群に成功したことを示します。次に、そのコミットから**auto-deployブランチ**を作成します。\n\n\nこれにより一連のイベントがトリガーされます。主に、このパッケージとモノリスの一部であるすべてのコンポーネントをビルドする必要があります。\n別のスケジュールされたパイプラインが、最新のビルドされたパッケージを選択し、デプロイパイプラインを開始します。手順としては、このようにシンプルに見えます：\n\n\n```mermaid\n  graph LR\n      A[ブランチ作成] --> B[ビルド]\n      B --> C[ビルドされたパッケージを選択]\n      C --> D[デプロイパイプラインを開始]\n```\n\n\nビルドには時間がかかり、さまざまな状況によりデプロイが変動する可能性があるため、最新のビルドをデプロイするように選択しています。技術的には、実際にデプロイされるよりも多くのGitLabのバージョンを.com用にビルドしています。これにより、常に準備が整ったパッケージが用意され、.comに対して完全に継続的にデリバリーされる製品に最も近い状態を実現できます。\n\n\n### 環境ベースの検証とCanary戦略\n\n品質保証(QA)は単なる後付けではなく、開発からデプロイまでのすべてのレイヤーに組み込まれています。QAプロセスでは、ユニットテスト、統合テスト、GitLabの機能との実際のユーザーインタラクションをシミュレートするエンドツーエンドテストを含む自動化されたテスト群を活用しています。しかし、デプロイパイプラインにとってさらに重要なのは、QAプロセスが環境ベースの検証を通じてCanary戦略と密接に連携していることです。\n\n\n検証アプローチの一環として、GitLabのネイティブ[Canaryデプロイ](https://docs.gitlab.com/ja-jp/user/project/canary_deployments/)を活用し、完全な本番環境へのデプロイ前に、限定されたトラフィックで変更を制御しながら検証できるようにしています。[すべてのトラフィックの約5%をCanaryステージに送信しています](https://handbook.gitlab.com/handbook/engineering/infrastructure/environments/canary-stage/#environments-canary-stage)。このアプローチはデータベースマイグレーションの複雑性を高めますが、Canaryデプロイを成功させることで、信頼性の高い製品をシームレスにデプロイすることができます。\n\nGitLabで使用するCanaryデプロイ機能は、本番環境における最も複雑なデプロイメントシナリオの管理を通じて改良されたものです。アプリケーション用にCanaryデプロイを実装する場合、大規模環境で実証済みのパターンを使用していることになります。\n\n当社のデプロイプロセスは、段階的ロールアウト戦略に従います:\n\n1. **ステージング環境 Canary:** 初期検証環境\n\n2. **本番環境 Canary:** 限定された本番トラフィック\n\n3. **ステージング環境 main:** ステージング環境への完全デプロイ\n\n4. **本番環境 main:** 本番環境への完全ロールアウト\n\n```mermaid\n  graph TD\n      C[ステージング環境 Canaryデプロイ]\n      C --> D[QA スモーク main Testステージ]\n      C --> E[QA スモーク Canary Testステージ]\n      D --> F\n      E --> F{テスト合格？}\n      F -->|はい| G[本番環境 Canary デプロイ]\n      G --> S[QA スモーク main Testステージ]\n      G --> T[QA スモーク Canary Testステージ]\n      F -->|いいえ| H[イシュー作成]\n      H --> K[修正＆バックポート]\n      K --> C\n\n      S --> M[Canary トラフィック監視]\n      T --> M[Canary トラフィック監視ベイク期間]\n      M --> U[本番環境安全性チェック]\n      U --> N[ステージング環境 main]\n      N --> V[本番環境 main]\n```\n\nQA検証は、この段階的デプロイプロセス全体の複数のチェックポイントで行われます。各Canaryデプロイ後、そしてデプロイ後のマイグレーション実施後に再度検証を行います。この多層的なアプローチにより、デプロイ戦略の各フェーズに独自のセーフティーネットが確保されます。GitLabの[包括的なテスト手法](https://handbook.gitlab.com/handbook/engineering/testing/)については、ハンドブックで詳しく説明しています。\n\n## デプロイパイプライン\n\nデプロイパイプライン全体で対処している課題についてご紹介します。\n\n### 技術アーキテクチャに関する考慮事項\n\n GitLab.comは、大規模な実環境でのデプロイの複雑性を体現しています。既知の最大規模のGitLabインスタンスとして、デプロイには公式のGitLab HelmチャートとLinuxパッケージを使用しており、これらはお客様が使用するものと同じアーティファクトです。[GitLab.comアーキテクチャ](https://handbook.gitlab.com/handbook/engineering/infrastructure/production/architecture/#gitlab-com-architecture)については、ハンドブックで詳しく説明しています。このハイブリッドアプローチにより、デプロイパイプラインは同一のデプロイサイクルでコンテナ化されたサービスと従来のLinuxサービスの両方をインテリジェントに処理する必要があります。\n\n **大規模なドッグフーディング:** [ゼロダウンタイムのアップグレード](https://docs.gitlab.com/ja-jp/update/zero_downtime/)用にドキュメント化したものと同じ手順を使用してデプロイしています。もし私たちにとってスムーズに機能しないものがあれば、お客様にも推奨しません。この自己規律により、デプロイツールの継続的な改善が促進されています。\n\n すべての環境とステージのアップグレードで、以下のステージが実行されます：\n\n```mermaid\n  graph LR\n      a[Prep] --> c[通常 Migrations - Canaryステージのみ]\n      a --> f[Assets - Canaryステージのみ]\n      c --> d[Gitaly]\n      d --> k8s\n\n      subgraph subGraph0[\"VMワークロード\"]\n        d[\"Gitaly\"]\n      end\n\n      subgraph subGraph1[\"Kubernetesワークロード\"]\n        k8s[\"k8s\"]\n      end\n\n      subgraph fleet[\"フリート\"]\n        subGraph0\n        subGraph1\n      end\n```\n\n\n**ステージの詳細:**\n\n\n- **Prep：** デプロイの準備状況を検証し、デプロイ前のチェックを実行します\n\n- **Migrations：** データベースの通常マイグレーションを実行します。これはCanaryステージでのみ実行されます。Canaryステージとmainステージは同じデータベースを共有しているため、mainステージのデプロイ時にはこれらの変更がすでに利用可能であり、タスクを繰り返す必要はありません。\n\n- **Assets：** すべての静的アセットにGCSバケットを活用しています。新しいアセットが作成された場合、バケットにアップロードし、Canaryステージですぐに利用できるようにします。アセットにWebPackを活用し、アセットの命名にSHAを適切に活用しているため、古いアセットを上書きする心配はありません。したがって、古いアセットは古いデプロイで引き続き利用可能であり、新しいアセットはCanaryがデプロイを開始するとすぐに利用可能になります。これはCanaryステージのデプロイ中にのみ実行されます。Canaryステージとmainステージは同じアセットストレージを共有しているため、mainステージのデプロイ時にはこれらの変更はすでに利用可能です。\n\n- **Gitaly：** 各GitalyノードでOmnibus LinuxパッケージによりGitaly仮想マシンスのトレージレイヤーを更新します。このサービスは[`git`とバンドル](https://gitlab.com/gitlab-org/gitaly/-/blob/master/doc/git-execution-environments.md)されているため、特殊です。したがって、このサービスがアトミックアップグレードを実行可能かを確認する必要があります。[Gitalyのラッパー](https://gitlab.com/gitlab-org/gitaly/-/tree/master/cmd/gitaly-wrapper)を活用し、新しいバージョンのGitalyをインストールし、ライブラリ[`tableflip`](https://github.com/cloudflare/tableflip)を使用しすることで、実行中のGitalyをクリーンにローテーションし、各インスタンスでこのサービスの高可用性を確保しています。\n\n- **Kubernetes：** Helmチャートを使用してコンテナ化されたGitLabコンポーネントをデプロイします。冗長性のために複数のゾーンにまたがる多数のクラスターにデプロイするため、通常これらは被害を最小限に抑えるために個別のステージに分割され、重大な問題が検出された場合はデプロイを途中で停止できるようにしています。\n\n\n### マルチバージョン互換性:隠れた課題\n\n\nプロセスを読むと、データベーススキーマがmainステージが認識しているコードより先行している期間があることに気付くでしょう。これは、Canaryステージが既に新しいコードをデプロイし、通常のデータベースマイグレーションを実行しているが、mainステージはまだこれらの新しいデータベース変更を認識していない以前のバージョンのコードを実行しているために発生します。\n\n**実際の例：** マージリクエストに新しい`merge_readiness`フィールドを追加するとします。デプロイ中、一部のサーバーはこのフィールドを期待するコードを実行していますが、他のサーバーはまだその存在を認識していません。これを適切に処理しないと、数百万人のユーザーが使用するGitLab.comが壊れてしまいます。適切に処理すれば、誰も何が起こったか気付きません。\n\nこれは他のほとんどのサービスでも発生します。たとえば、クライアントが複数のリクエストを送信する場合、そのうちの1つがCanaryステージに到達する可能性があります。他のリクエストはmainステージに向けられる可能性があります。これはデプロイとそれほど変わりません。サービスを実行している数千のPodを通過するのにかなりの時間がかかるためです。\n\n\nいくつかの例外を除いて、サービスの大部分は、Canaryでそのコンポーネントのわずかに新しいバージョンを一定期間実行します。ある意味では、これらのシナリオはすべて一時的な状態です。しかし、ライブの本番環境では数時間または数日間持続することがよくあります。したがって、永続的な状態と同じように注意を払って扱う必要があります。どのデプロイ中も、複数のバージョンのGitLabが同時に実行されており、それらすべてが適切に連携する必要があります。\n\n## データベース操作\n\nデータベースマイグレーションは、Canaryデプロイモデルにおいて独特の課題を提示します。新機能をサポートするためのスキーマ変更が必要な一方で、問題が発生した場合のロールバック機能を維持する必要があります。当社のソリューションでは、懸念を慎重に分離しています：\n\n- **通常マイグレーション:** Canaryステージ中に実行され、後方互換性を持つように設計され、可逆的な変更のみで構成されます\n\n- **デプロイ後マイグレーション:** 複数の成功したデプロイ後にのみ実行される「ポイント・オブ・ノーリターン」マイグレーション\n\n\nデータベース変更は、正確さと広範な検証手順により処理されます:\n\n\n```mermaid\n  graph LR\n      A[通常マイグレーション] --> B[Canaryステージデプロイ]\n      B --> C[mainステージデプロイ]\n      C --> D[デプロイ後マイグレーション]\n\n```\n\n### デプロイ後マイグレーション\n\n\nGitLabのデプロイには多くのコンポーネントが関与します。GitLabの更新はアトミックではないため、多くのコンポーネントが後方互換性を持つ必要があります。\n\n\nデプロイ後マイグレーションには、簡単にロールバックできない変更(データ変換、カラムの削除、または古いコードバージョンを壊す構造的変更など)が含まれることがよくあります。複数の成功したデプロイを通じて信頼を得た_後_にそれらを実行することで、次を保証します:\n\n\n1. **新しいコードが安定している**ため、ロールバックが必要になる可能性が低い\n\n2. **パフォーマンス特性**が本番環境で十分に理解されている\n\n3. **エッジケース**が発見され対処されている\n\n4. 問題が発生した場合に**影響範囲**が最小限に抑えられる\n\n\nこのアプローチは最適なバランスを提供します。Canaryリリースによる迅速な機能デプロイを可能にしながら、デプロイの安定性に高い信頼を得るまでロールバック機能を維持します。\n\n\n**拡張-移行-縮小パターン:** データベース、フロントエンド、アプリケーション互換性の変更は、慎重に調整された3段階のアプローチに従います。\n\n\n1. **拡張：** 古い構造を機能させたまま、新しい構造（カラム、インデックス）を追加\n\n2. **移行：** 新しい構造を使用する新しいアプリケーションコードをデプロイ\n\n3. **縮小：** すべてが安定した後、デプロイ後マイグレーションで古い構造を削除\n\n**実際の例:** マージリクエストに新しい`merge_readiness`カラムを追加する場合：\n\n1. **拡張：** デフォルト値を持つ新しいカラムを追加。既存のコードはそれを無視\n\n2. **移行：** 古いアプローチをサポートしながら、新しいカラムの読み書きを行うコードをデプロイ\n\n3 **縮小：** 複数の成功したデプロイの後、デプロイ後マイグレーションで古いカラムを削除\n\nすべてのデータベース操作、アプリケーションコード、フロントエンドコードなどは、エンジニアリングが遵守する必要がある一連のガイドラインの対象となります。これらは[マルチバージョン互換性ドキュメント](https://docs.gitlab.com/ja-jp/development/multi_version_compatibility/)で確認できます。\n\n\n## 結果と影響\n\nデプロイインフラストラクチャは測定可能なメリットを提供します:\n\n**GitLabにとって**\n\n* GitLab.comへの1日最大12回のデプロイ\n* 数百万人のデベロッパーにサービスを提供するダウンタイムゼロのデプロイ\n* セキュリティパッチを数日ではなく数時間以内で本番環境に提供可能\n* 一般公開前に大規模な本番環境で検証された新機能\n\n**お客様にとって**\n\n* 独自のアプリケーションに採用できる実証済みのデプロイパターン\n* お客様の環境に到達する前に、世界最大のGitLabインスタンスで実証された機能\n* 理論的なベストプラクティスではなく、実際の本番環境のプラクティスを反映したドキュメント\n* GitLabの推奨アップグレード手順が、あらゆる規模で機能するという確信\n\n## エンジニアリングチームへの重要なポイント\n\nGitLabのデプロイパイプラインは、デプロイ速度と運用の信頼性のバランスをとる洗練されたシステムを表しています。段階的デプロイモデル、包括的なテスト統合、堅牢なロールバック機能により、大規模な信頼性の高いソフトウェア配信の基盤を提供します。\n\n\n同様のシステムを実装するエンジニアリングチームにとって、次のような重要な考慮事項があります:\n\n\n- **自動テスト：** デプロイパイプライン全体にわたる包括的なテストカバレッジ\n\n- **段階的ロールアウト：** リスクを最小限に抑え、迅速な復旧を可能にする段階的デプロイ\n\n- **監視統合：** すべてのデプロイステージにわたる包括的な可観測性\n\n- **インシデント対応：** デプロイ問題の迅速な検出と解決能力\n\n\nGitLabのアーキテクチャは、最新のCI/CDシステムが競争力のあるソフトウェア開発に必要な速度を維持しながら、大規模デプロイの複雑性を管理する方法を実証しています。\n\n\n## 対象範囲に関する重要な注意事項\n\n\nこの記事では、特に**GitLab Omnibusパッケージ**と**Helmチャート**の一部であるサービス(基本的にコアGitLabモノリスとその緊密に統合されたコンポーネント)のデプロイパイプラインについて具体的に説明しています。\n\n\nただし、GitLabのインフラストラクチャの範囲は、ここで説明されている内容を超えて広がっています。他のサービス、特に**AIサービス**や**概念実証段階**にあるサービスは、Runwayと呼ばれる内部プラットフォームを使用した異なるデプロイアプローチに従っています。\n\n\nこれらの他のサービスで作業している場合、または興味がある場合は、[Runwayドキュメント](https://docs.runway.gitlab.com)で詳細情報を確認できます。\n\n\nGitLab Dedicatedなどの他のサービスは、お客様が**GitLab Environment Toolkit**を使用して、お客様自身で実行できることを期待する内容により沿った形でデプロイされます。詳細については、[GitLab Environment Toolkitプロジェクト](https://gitlab.com/gitlab-org/gitlab-environment-toolkit)をご覧ください。\n\n\nこの記事で概説されているデプロイ戦略、アーキテクチャに関する考慮事項、パイプラインの複雑性は、コアプラットフォームで使用している実証済みのアプローチを表していますが、大規模なエンジニアリング組織と同様に、さまざまなサービスタイプと成熟度レベルに合わせた複数のデプロイ戦略があります。\n\nAuto-Deployと手順に関する詳細なドキュメントは、以下のリンクで確認できます：\n  - [Engineering Deployments](https://handbook.gitlab.com/handbook/engineering/deployments-and-releases/deployments/)\n  - [Release Procedural Documentation](https://gitlab-org.gitlab.io/release/docs/)\n\n## その他のリソース\n\n- [GitLabリポジトリのバックアップ時間を48時間から41分に短縮した方法](https://about.gitlab.com/blog/how-we-decreased-gitlab-repo-backup-times-from-48-hours-to-41-minutes/)\n\n- [WebSocketでGitLab CIステータスを高速化した方法](https://about.gitlab.com/blog/how-we-supercharged-gitlab-ci-statuses-with-websockets/)\n\n- [バリューストリーム管理でMRレビュー時間を短縮した方法](https://about.gitlab.com/blog/how-we-reduced-mr-review-time-with-value-stream-management/)\n",[733],"John Skarbek","2026-01-15","2025-12-01","世界最大のGitLabインスタンスを1日12回デプロイする方法",[738,739],"product","inside GitLab","GitLab.comのデプロイパイプラインを技術的に深掘りします。段階的ロールアウト、Canary戦略、データベースマイグレーション、マルチバージョン互換性について解説します。",{"featured":33,"template":14,"slug":742},"continuously-deploying-the-largest-gitlab-instance",{"content":744,"config":752},{"description":745,"title":746,"authors":747,"heroImage":748,"date":749,"category":11,"body":750,"updatedDate":751},"SaaSの基礎、利用するメリット・デメリット、PaaSやIaaSとの違い、ソフトウェア開発に役立つサービスなどをご紹介。ぜひお読みください。","SaaSとは？意味・読み方・PaaS/IaaSとの違い・メリットをわかりやすく解説",[9],"https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1760421091/iaruhhz70gncm8bqfqyg.jpg","2025-10-15","SaaSを利用することで、様々な業務をより効率的に、かつ低コストで実施できます。本記事では、SaaSとは何かを分かりやすく説明するとともに、用途別のおすすめSaaSやソフトウェア開発におけるSaaS活用のメリットなどを解説します。GitLabが提供するSaaSも後半で詳しくご紹介します。\n## 目次\n* SaaSとは？\n* ソフトウェア利用モデルの比較\n* SaaSのメリット\n* SaaSのデメリット\n* SaaSとPaaS・IaaSの違いとは？\n* SaaSを選ぶ際のポイント\n* 代表的なSaaSと主な機能\n* GitLabはソフトウェア開発にどのように貢献するのか？\n* SaaSやGitLabに関するFAQ\n## SaaSとは？仕組みやクラウドとの違い\nSaaSは「Software as a Service」の略称で、読み方は「サース」もしくは「サーズ」です。日本語にすると「サービスとしてのソフトウェア」となります。\nSaaSは、サービス提供会社（ベンダー）のサーバーで提供されているソフトウェアを、インターネットなどのネットワークを介して利用できるサービスのことです。自身のパソコンや自社サーバーにソフトウェアをインストールしなくても、インターネット経由で最新のサービスを利用できます。\nSaaSの例としてよく挙げられるのがGoogleが提供しているGoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート、Googleドライブなどです。特定のソフトウェアやアプリをインストールしなくても、これらの機能をオンライン上で自由に利用できます。\n弊社が提供しているソフトウェア開発プラットフォーム「[GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)」も、ソフトウェア開発に関するSaaSの代表格の1つです。\n### SaaSの仕組み\n一般的なソフトウェアは自社のサーバーやパソコンなどにインストールして利用しますが、SaaSの場合には、サービス提供会社のサーバーにてソフトウェアが起動しています。インターネットを介してサービス提供会社のサーバーに接続し、そこでソフトウェアを利用する、というのがSaaSの主な仕組みです。\n提供会社がソフトウェアを頻繁にアップデートしているため、最新のサービスがどこからでも、どのデバイスからでも利用できます。\n### SaaSとクラウドサービスの違い\nよく似た言葉に「クラウドサービス」があります。同様の意味合いで使われる用語ですが、クラウドサービスはアプリに限定されないより広範な概念です。後に説明するPaaSやIaaSなどもクラウドサービスに当てはまります。クラウドサービスの1つがSaaSだと考えるとよいでしょう。\n## ソフトウェア利用モデルの比較\n企業がソフトウェアを利用する方法は主に以下の3つです。\n*  オンプレミス型\n* インストール型\n* SaaS\nそれぞれの特徴について簡単に説明します。\n### オンプレミス型\nオンプレミス型とは、自社のサーバーにソフトウェアを組み入れ、自社独自のシステムを構築する方法です。思い通りにカスタマイズできる、情報漏洩のリスクが少ないなどのメリットがありますが、一方で構築までに時間と費用がかかる、保守が正しくできないとセキュリティリスクが高まるなどのデメリットもあります。\n### インストール型\nインストール型は、ソフトウェアを利用予定のパソコンにインストールすることで、そのパソコンでのみ機能が使えるようにする方法です。オンプレミス型に比べると低価格で利用できる、導入に時間がかからないなどのメリットがありますが、一方で機能の拡張が難しい、アップデートのし忘れによるセキュリティ脆弱性リスクが高いなどのデメリットがあります。\n### SaaS\n昨今の主流となっているSaaSは、運営会社が管理しているサービスにインターネットを介してアクセスし、オンライン上で利用する方法です。\nより最先端の機能を利用したい、セキュリティに配慮したソフトウェアを利用したい、料金を安く抑えたいなどのニーズの増加により、オンプレミス型やインストール型ではなく、SaaSを利用する企業が増えています。\n## SaaSのメリット\nSaaSには、オンプレミス型やインストール型にはない数々のメリットがあります。\n### 最新の機能を利用できる\nサービス提供会社が自社のサーバー内でソフトウェアのアップデートを行い、そのサービスをインターネットを経由して利用するため、常に最新の機能やデザインを利用できます。\n### 利用開始までの時間が短い\nSaaSはインターネット上で契約と支払いを済ませたら、即座に利用が可能です。最低利用期間が定められているSaaSが多いものの、解約手続きも比較的簡単です。\n### 導入費用を抑制できる\n多くのSaaSは初期導入費用が無料、もしくはオンプレミス型と比べて安い傾向にあります。\n初期投資で大きな資金を準備することが難しい企業にとっては、毎月支払いのSaaSの料金プランは大きな魅力といえます。\n### セキュリティ対策に強い\nSaaSはサービス提供会社がソフトウェアに対してセキュリティ対策を実施します。自社でセキュリティ対策を行う必要がないため、人件費や労力を削減できるとともに、高い安全性が確保されたソフトウェアを使い続けることが可能です。\n### 場所を選ばない\nSaaSはインターネットさえ使えれば、どこにいても、どのデバイスからでも同様のサービスやデータにアクセスできます。急な出張が入り自身のパソコンを利用できない場合でも、別のパソコンを使ってログインすることで、普段と同じデータにアクセスできます。\n昨今拡大しているリモートワークとも相性のよいモデルとして需要が高まっています。\n### 複数人での利用に強い\nSaaSは複数人による利用に優れています。元となるデータがクラウドサーバー上に保存されているため、複数人がそのデータに直接アクセスし、同時並行で作業を進められます。\n例えば、ソフトウェア開発に関するSaaSを利用すれば、複数のデベロッパーが同時に作業を行い、それぞれの作業を即座に反映させることが可能です。\n## SaaSのデメリット\n多くのメリットがあるSaaSですが、もちろんいくつかのデメリットもあります。SaaSを利用する際には、これらのデメリットについてもよく理解し、事前に対策を練るようにしてください。\n### ソフトウェアアップデートによる急な仕様の変更\nSaaSは、サービス提供会社によって常にアップデートが行われています。方向性の転換により、操作画面の機能やデザインが急に変更になったり、これまで頻繁に使っていたシステムがなくなったりすることがあります。以前のバージョンが使いやすかったと感じても、自社の判断によって戻すことはできません。\n### 継続的な出費が発生する\n初回導入時には比較的予算が抑えられるSaaSですが、月額・年額の継続費用が発生し、長期利用ではコストが高くなる場合があります。\n### ログイン情報の漏洩によるセキュリティリスク\nサービスにアクセスするためのログイン情報が漏れた場合、他者にアクセスされる可能性が生じます。二段階認証プロセスを利用することで不正なアクセスは防げるものの、ログイン情報の管理については慎重に実施する必要があります。\n### ネットワーク環境の影響を受ける\nSaaSは、インターネットが利用できない場所では利用できません。停電やネットワークエラーによってインターネットが使えない場合、SaaSにアクセスできなくなり、作業が一時中断してしまう可能性があります。\n### SaaS側の不具合やメンテナンス\nSaaSが何らかの不具合に直面した場合、もしくは大規模なシステムアップデートのため長期に及ぶメンテナンスが必要になった場合には、サービスが一時的に利用できなくなる可能性があります。\n利用予定のSaaSが頻繁なメンテナンスを実施していないか、メンテナンスの場合には代替機能が利用できるかどうかを事前にチェックするとよいでしょう。\n## SaaSとPasS・IaaSの違いとは？サービス内容も紹介\nSaaSとよく比較される用語に「PaaS」と「IaaS」があります。自社に最適な機能を選ぶうえで、これらの違いを理解することは非常に重要です。\n### PaaSとは\nPaaSは「Platform as a Service」の略称で、「パース」と読みます。名称からもわかる通り、PaaSは主にクラウド上で利用できるプラットフォームを指します。PaaSの提供範囲は主にプラットフォームのため、ソフトウェアやアプリは含みません。\n例えばPaaSは、システムやアプリケーションを開発するためのプラットフォームをクラウド上で提供します。複数のデベロッパーが同時にアクセスし、協力体制のもとでアプリケーション開発などを進める場合に役立ちます。\n### IaaSとは\nIaaSは「Infrastructure as a Service」の略称で、「イーアス」や「アイアース」と読みます。IaaSがクラウド上で提供するのはサーバーやネットワークなどのインフラ基盤のみです。ソフトウェアやプラットフォームなど、事前に構築されたシステムや枠組みがないため、より自由な開発環境を整えたい企業に向いています。ただし、開発環境の構築も含めて自社で実施するだけの人材力やスキルが必要とされます。\n### SaaS・PaaS・IaaSの比較\nSaaSとPaaS、IaaSの各サービス内容をまとめると、以下のようになります。\n表1　SaaS・PaaS・IaaSが網羅するサービスの比較\n| サービス            | SaaS | PaaS | IaaS |\n| --------------- | ---- | ---- | ---- |\n| ソフトウェア・アプリケーション | ◎    |      |      |\n| ミドルウェア          | 〇    | ◎    |      |\n| OS              | 〇    | ◎    |      |\n| ネットワーク          | 〇    | 〇    | ◎    |\n| ストレージ           | 〇    | 〇    | ◎    |\n| サーバー            | 〇    | 〇    | ◎    |\n\n\nSaaSはすべてを網羅しているとはいえ、ミドルウェアやOSの使い勝手や機能に関してはPaaSがより優れています。IaaSは質の高いインフラ基盤を比較的安価に導入できる方法として、SaaSやPaaSとは差別化できます。\nそれぞれの特徴をよく理解した上で、自社に最適なサービスを導入することが重要です。\n## SaaSを選ぶ際のポイント\n自社の現状や課題に合ったSaaSを利用することで、業務効率化やコスト削減を実現することができます。一方で、自社に合わないSaaSを選んでしまうと、不慣れな作業によって時間がかかったり、せっかく購入したにも関わらず活用されなかったりする場合があります。\nそのため、SaaSを導入する際には以下のポイントをよく確認するようにしてください。\n### 機能性\nSaaSの機能は事務系やコミュニケーション系、ソフトウェア開発系など多岐にわたります。自社で解決したい課題をリストアップするとともに、どの機能を備えたSaaSが最適かをよく検討するようにしてください。\nまた、用途だけでなく、機能や操作画面の使い勝手も確認するとよいでしょう。例えば、日本語に最適化されていないSaaSでは、言語の違いによりスムーズに利用できない可能性があります。\nミスマッチを防ぐためにも、まずは無料トライアルを提供しているSaaSを選び、試してみることをおすすめします。\n### コストや料金体系\nSaaSは初期費用が比較的安く設定されているのが特徴です。ただし、毎月もしくは毎年費用が発生するため、長期的にみると大きな費用負担になる場合があります。多くのSaaSは1ユーザーごとの料金設定のため、大勢で利用した場合にはコストが大きくなります。\nまた、SaaSは最低利用期間や解約までに必要な月数などが設定されている場合がほとんどです。解約しやすいのがSaaSの特徴の1つですが、場合によっては解約時にも費用が発生する点にも注意が必要です。\n### セキュリティ\nSaaSでは、システム利用やデータの保管はすべてサービス提供会社のサーバー内で行われるため、自社でセキュリティ対策を実施する必要はありません。ただし、提供会社側でセキュリティ問題が発生した場合には、重要なデータが消去もしくは漏洩する可能性があります。\nSaaSを利用する際には、セキュリティ対策の充実度をしっかりと確認するようにしてください。\n### サポート体制\nSaaSは様々な機能が随時追加されるため、機能やデザインなどに関して、サポートの助けが必要になることが多々あります。特に緊急性のある案件に関係するSaaSにおいては、電話対応や24時間のチャットサポートに対応しているかは重要です。また、海外発のSaaSを利用する際には、日本語サポートにも対応しているかを確認するようにしてください。\n## 代表的なSaaSと主な機能\n企業が導入を検討すべきおすすめのSaaSを紹介します。\n### オフィス業務に強い「Google WorkSpace」\n「[Google Workspace](https://www.g-workspace.jp/googleworkspace/)」は、Google社が提供する有料オンラインアプリケーションセットです。GoogleドキュメントやGoogleスプレッドシート、Googleドライブ、Gmailなど、オフィス作業や業務効率化に役立つ数々のツールが利用できます。データはすべてGoogleのサーバー内に保管され、Googleが常に最新のセキュリティ対策を行っているため、安心して利用できます。\n利用には一定の[費用](https://www.g-workspace.jp/price/)が掛かりますが、様々な便利機能を安心して利用したい企業におすすめです。\n### 気軽なチャット機能が人気「ChatWork」\n多くの企業が導入しているチャット型のコミュニケーションツールが「[ChatWork](https://go.chatwork.com/ja/)」です。メールでのやりとりでは、文章を作成したり回答を得たりするのに時間がかかりますが、ChatWorkのチャットであれば時間を大幅に削減できます。\nチャットデータはすべてChatWorkが管理するサーバー内に保管されているため、パソコンやスマホ、タブレットなど、デバイスを選ばずに利用できます。日本企業が開発したSaaSのため、日本人が使いやすいように設計・最適化されているのも大きな魅力といえます。\nフリープランは無料で利用できますが、ビジネス用途であれば高いセキュリティ性能を備えた[エンタープライズプラン](https://go.chatwork.com/ja/price/?click=header-navi)がおすすめです。現在社内でのやりとりでメールを利用している、社員間のコミュニケーションを促進するツールを探している企業に最適です。\n### オンラインミーティングの大改革を果たした「Zoom」\nミーティングや営業のあり方を大きく変えたことで知られるのが「[Zoom](https://www.zoom.com/ja)」です。インターネットを利用したオンラインミーティングが実施でき、異なる場所や出張時・在宅ワークなどでのミーティング参加が可能となりました。\nまた、Zoomは営業向けにも様々な便利機能を追加しており、録画機能や自動文字起こし、資料の共有、スケジュール管理など、1つのツールで多様な課題を解決できます。\n無料のベーシックプランでもオンラインミーティング機能は利用できますが、長時間のミーティングを開催したい、より便利な機能を利用したいという方は、有料の[ビジネスプラン](https://www.zoom.us/ja/pricing?optimizely_user_id=e1913a438ebff25397b6ac8df20b7ac4&amp_device_id=a3148cc2-3076-420f-9c2e-569a037fc688&_ics=1731285869840&irclickid=%7Ebhadihjcf8134WZOMNV1RIJGKHABFxwrmukopfgb3VKHFAypg-8Z&_gl=1*sl16es*_gcl_au*MzE1NDA4NTUwLjE3MzEyODU4Njk.*_ga*NTAzNTU1OTQ1LjE3MzEyODU4NzA.*_ga_L8TBF28DDX*MTczMTI4NTg3MC4xLjAuMTczMTI4NTg3MC4wLjAuMA..&_ga=2.208402578.1219391157.1731285871-503555945.1731285870)がおすすめです。\n### アプリケーション開発に最適な「GitLab」\nアプリケーション・ソフトウェア開発におすすめのSaaSが、弊社が提供する「[GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)」です。AI搭載のDevSecOpsプラットフォームで、開発効率化やセキュリティに優れています。\n複数のデベロッパーが同時並行で作業できる[マルチテナント環境](https://about.gitlab.com/ja-jp/why-gitlab/)を提供するとともに、AIを含めた様々な便利アプリにより開発を効率化できます。\nビジネス目的であれば、より多くの機能が利用でき、かつセキュリティも充実している「Premium」や「Ultimate」などの有料プランがおすすめです。60日間の[無料トライアル](https://gitlab.com/-/trial_registrations/new?glm_source=about.gitlab.com/ja-jp/why-gitlab/&glm_content=default-saas-trial)もあるため、まずはお気軽にお問い合わせください。\nまた、より迅速に開発を進めたい方向けに、シングルテナント型SaaSで提供される「[GitLab Dedicated](https://about.gitlab.com/dedicated/)」サービスもあります。GitLabチームがプラットフォーム管理やデプロイを担当するため、必要な作業が大幅に削減され、重要なタスクに注力可能です。\n## GitLabはソフトウェア開発にどのように貢献するのか？\nGitLabは、クラウド上で機能するソフトウェアアプリケーション開発プラットフォームです。企業は開発、保護、そしてデプロイの複雑化に効果的に対応でき、結果としてサイクルタイムを1/7に短縮できる可能性があります。\nデベロッパーの生産性が向上するとともに、メンテナンスに必要な時間を削減できるため、多くの時間をより重要な作業に費やすことが可能です。スピーディで効率的な開発を行うことで、他社と差別化できます。\n従来からDevSecOpsプラットフォームの開発に専念してきたGitLabでは、特にセキュリティ分野において優位性を持ちます。GitLabのセキュリティ対策チームが常に最新のセキュリティ対策を研究し、ツールに導入しているため、弊社SaaSを利用する際には、すでに最新の対策が施されている状態です。これにより、開発したソフトウェアの安全を確保します。\n## SaaSやGitLabに関するFAQ\nSaaSやGitLabに関するFAQについて以下にまとめてあります。ぜひ参考にしてください。\n### GitLabではどのようなSaaS開発環境やオプションが可能か？\nGitLabでは、GitLabプラットフォームが自由に使える[マルチテナントSaaS](https://about.gitlab.com/ja-jp/why-gitlab/)と、デプロイや管理をGitLab側で担当するシングルテナントSaaSの[GitLab Dedicated](https://about.gitlab.com/dedicated/)のどちらかをお選びいただけます。また、GitLabではオンプレミスにも対応しています。\n\n\nSaaSによるソフトウェア開発が初めてで管理や操作に不安が残る方には、GitLab Dedicatedをおすすめします。ぜひご検討ください。\n### 開発分野のSaaSに限定した場合、オンプレミスと比べてどのようなメリットがあるか？\nオンプレミス型の開発環境の場合、セキュリティやガバナンス対策を自社ですべて実施する必要があります。人材を保守や運用、調査などに回す必要があるため、大きな人的コストがかかるのと同時に、開発速度も遅くなります。\n\n\nSaaSによる開発環境では、セキュリティやガバナンスをGitLabが調査、適用するため、保守運用にかかる時間を大幅に削減できます。昨今は必要なセキュリティ対策やガバナンス対策が頻繁に変化する時代です。SaaSによる開発環境を利用することで、それらの心配をする必要がなくなり、重要な作業に集中できます。\n### その他のSaaS開発環境と比較した際のGitLabの強みとは\nGitLabは、ソフトウェア開発のライフサイクル全体に対応する**DevSecOpsプラットフォーム**です。Fortune100企業の50％強が利用し、登録ユーザー数は2024年時点で約3,000万人を超えています。\n\n\nGitLabは迅速かつ効率的なソフトウェアデリバリーを実現する包括的なプラットフォームとして常に進化を遂げてきました。また、早くからセキュリティやコンプライアンスを重要な軸として位置づけ、プラットフォーム内に機能を組み入れてきた歴史があります。\n\n\n昨今はセキュリティに配慮しつつ、ガバナンスやコンプライアンスを順守しながらソフトウェア開発を進めていく必要があります。しかしながら、優秀なデベロッパーが保守運用に時間をとられ、何よりも重要な開発作業に時間を割けない問題が多くの企業で発生しています。GitLabプラットフォームを利用することで、デベロッパーがセキュリティ対策やエラー修正にかける時間を大幅に削減できます。 [GitLab](https://about.gitlab.com/ja-jp/)は、設立当初から、リモートワーク、オープンソース、DevSecOps、イテレーションへの確固たる信念を持ち続けてきました。GitLabは新しいイノベーションを模索し続けます。より優れた開発プラットフォームを模索している企業様に、GitLabは最先端・最高品質のサービスを提供いたします。","2026-03-03",{"featured":13,"template":14,"slug":753},"what-is-saas",{"promotions":755},[756,770,781,793],{"id":757,"categories":758,"header":760,"text":761,"button":762,"image":767},"ai-modernization",[759],"ai-ml","Is AI achieving its promise at scale?","Quiz will take 5 minutes or less",{"text":763,"config":764},"Get your AI maturity score",{"href":765,"dataGaName":766,"dataGaLocation":251},"/assessments/ai-modernization-assessment/","modernization assessment",{"config":768},{"src":769},"https://res.cloudinary.com/about-gitlab-com/image/upload/v1772138786/qix0m7kwnd8x2fh1zq49.png",{"id":771,"categories":772,"header":773,"text":761,"button":774,"image":778},"devops-modernization",[738,43],"Are you just managing tools or shipping innovation?",{"text":775,"config":776},"Get your DevOps maturity 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